昨今の大久保公園は、立ちんぼに端を発した問題で大いに注目されている。女性支援団体や売春買春の撲滅団体、警察やその他関係者を含め魑魅魍魎入り乱れての大騒ぎなのは言うまでもない。
さて、ここでタイトルに違和感を感じないだろうか?そう’交縁’のワードだ。大久保公園に立つ立ちんぼの間では金銭を伴う性行為を’交縁’と呼んでいる。
由来は大久保公園の「公園」の部分。もじって’交縁’にしたのは誰なのかは定かではない。
蒸し暑い熱帯夜でも凍える冬空であろうと欠かさず立ち続ける彼女たち’立ちんぼ’は、誰の管理もなく、最初から最後まで個人対個人でのやりとりなので、金銭や性病、犯罪等のトラブルに巻き込まれるなど多くの危険がある。
それに伴い、東京都の2022年の梅毒の感染者が前年度比で約1.7倍にも増えた。2021年感染者は約2500人であったのに対し、2022年は約3500人を超える感染者数をたたき出した。
2023年2月17日には梅毒が過去最多となり都は無料検査を実施することが決定した。
加えて、「パパ活」のワードが一般的に浸透し出したのは2016年ごろであるが、パパ活の行為自体が2016年以前からあったことを考えると、上記グラフの2015年から突如梅毒感染者が増えだしたのは何かしらの因果関係があるように思える。
男女比で見てみると、男性の感染者で多いのが30~49歳なのに対し、女性は20代がぶっちぎりで多い。
彼女たちは何を目的に”交縁”をするのか。
2023年1月某日、実際に大久保公園にて声をかけてインタビューを行った。
【潜入インタビュー】大久保公園のリアルな現状/23歳ルカさん(前編)
【潜入インタビュー】大久保公園のリアルな現状/23歳ルカさん(後編)
さくらもち
ガルエージェンシー大阪本部
世の中の裏、人間の裏みるのが大好き。
危険な場所でも喜んで潜入します。
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