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あってはならないもの  ~検証

BOZZ様 
いつも記事を楽しく拝見しております。先日、横浜で馴染みのバーでお酒を飲んでいた時のことです。
そのバーのマスターの知人の心霊写真をいただきました。
ホテルは沖縄の〇〇〇〇というホテルの4Fで、その部屋に宿泊していたのは新婚の夫婦ということです。
テレビに何かが映り込んでおり、それが怪しいと思い明度を変えたところ確かにそうで、女の子が遊んでいるような姿にも見えます。
BOZZの知見でこちらの現象がどういったものか、お分かりになりませんでしょうか。ちなみに、新婚夫婦の奥様の方は左肩が痛くなっているそうです。3週間前の旅行だったらしいので今はどうかわからないのですが。
失礼をいたします。
Eさん(仮称)



これがその画像。確かにテレビ画面に人影が見える。
拡大。



テレビの電源は入っておらず、モニターが鏡のように人影を映し出しているようだ。
下は異変に気付いた新婚夫婦が明度を変えたもの。









ハッキリと人影が。






赤丸の部分で分かるように、内装の角度も同一で背景のハメコミは無い。
人影を拡大してみよう。



※このページの画像は全て禁転載。ページのリンクは可です。


血だらけの少女が何かを持って前に差し出している。歳は五~六歳か。
右腕の皮膚がただれ落ちている。少女が手に持っているものは何だろうか。
ただ、ここまで鮮明なものは珍しい。合成じゃないの?と疑われてもおかしくない。

Eさん。大事なことを見落としている。この画像には

 




もうヒトリいる。

明度を上げないと誰も気付かなかっただろう。






沖縄戦で相次いだ集団自決。もし彼女らが殉じていたなら、ホテルの場所から推察して彼女らの命日は1945年の4月6日。
この画像がもし合成であれば巷に出回っているだろうと思い検索して調べた。
この少女たちの画像は見当たらない。
次にホテル名で調べた。すると数件の霊体験のSNS等を発見した。どれもシチュエーションが違う。オカルトが好きな人たちでもなく、このホテルでたまたま遭遇した等だった。(このホテルに対してデマを流布するつもりも無い。)
Eさんと連絡を取った。新婚夫婦に部屋番号を聞いてもらうためだ。すると、しっかりと4〇〇号室と返事があった。

左の女の子には波動を感じない。70年以上経っているし、恨みや憎しみが無い霊は波動を人間に感じさせないもの。しかし、右の女の子は、全く異質な波動を感じる。強い。

そして、小さな画像をかなり拡大して見ているので、もし合成だとすれば相当な腕の持ち主だ。どこにも不自然な箇所が無い。合成などに詳しい読者がいれば是非一報をお願いする。
その前に探偵ファイルに手の込んだイタズラをする意味も無いはずで、この画像はひょっとするとかなりの心霊写真の部類に入るのかも知れない。

【実際の画像】



 

BOZZ

 

 

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探偵は調査対象に深く迫り過ぎるあまり、見てはいけないものを見ることもある。
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