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清水の舞台から飛び降りたら

の続き。

清水の舞台から飛び降りる

思い切って大きな決断をすることを表す日本の諺。この言葉の由来は、江戸時代に清水寺の舞台から飛び降りて生存していれば願い事が叶うという願掛けがあったことから来ている。そのため、飛び降りる人が後を絶たなかった。舞台は地上約12mのところにあるが、木が生い茂っていたことや土が柔らかかったことから、生存率は8割以上だった。
詳しく調べてみた。元禄7年から明治5年までの記録を見つける。
京都府が「飛び降り禁止令」を出すまでに、234人が飛び降りている。性別では男性が女性の2.5倍。年齢別では20歳台が全体の70%を超えている。色恋の願掛けが多かったためだ。
生存は234人中、85%が助かっている。逆に15%が命を落としている。


盗人が家の玄関や庭で糞をする

これは呪術からきている。「草履にタライをかぶせておくと盗人除けになる」という諺を、盗人がそれを破る術は無いかということで考案し定着したもの。
犯行先で糞をすれば捕まらない、というジンクスは今でも生きている。
世田谷一家殺人事件もそうだが、派手に痕跡を残している犯人は得てして捕まらないことが多い。


丑の刻参り

丑の刻は、日本の伝統的な時間の概念。人々は就寝し、魑魅魍魎が跋扈する恐ろしい時間帯。日本の陰陽道や神道などの霊的な信仰に基づくもので、特にこの時間帯には霊的な活動が活発化するとされている。
憎む相手に見立てた藁人形に5寸釘を打ち込む。これが丑の刻参り。平安時代から始まった、かなり古い呪術である。京都の貴船神社がその発祥とされている。
ただし、相手の霊格が呪う側より高い場合、恐ろしい「お返し」が待っていると言われている。



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