1970年代に発生した連続企業爆破事件のうち、「韓国産業経済研究所」爆破事件に関与したとして指名手配されていた「東アジア反日武装戦線」のメンバー、桐島聡容疑者と思われる男が入院先である神奈川県鎌倉市内の病院で死亡しました。
海外や日本の各地で潜伏していたと言われている桐島聡容疑者ですが、死亡した「桐島聡」を名乗った男は、直近の数十年間「内田洋(うちだひろし)」という偽名を使い藤沢市南部の工務店に住み込みで働いていたとのことです。
工務店の資材置き場と思しき敷地内には複数の住宅があり外国人も多数住み込みで働いていて、「内田」は築50年以上の住宅で生活しながら工務店の仕事で現金収入を得ていました。
調査員が現地付近にいた70歳代の方に話を伺ったところ、険しい顔つきで工務店や住宅付近を見ながら
「自分が勤めていた会社が昔、桐島とかあいつらに爆破されて大変な目に遭ったんだよ。
それで一目みてやろうと思って来たんだけどな…
ここ(工務店)の社長は何も知らなかったと思うけど、ああいう奴らが仕事して普通に生活してたって考えると納得いかねえよな。」と苦々しい表情を浮かべていました。
また、近所に住む60歳代の女性は
「あっちの方、警察まだいたでしょ。ニュースでやってる昔の指名手配犯が病院で死んだっていう話。それで、報道関係者もそうじゃない人も押しかけちゃって、工務店の人とか近所の人なんかとトラブルになってるみたいよ。私はだぶん会ったことないと思うけど…。」
とのことで、注目度の高い事件だけに報道関係者だけでなく野次馬なども多数詰めかけて、勝手に私有地などに入ってトラブルが発生するという状況のようで、警察関係者が工務店の周囲でパトロールを行っていました。
今後、警視庁公安部はDNA鑑定などで本人と特定すれば容疑者死亡で書類送検する見込みですが、協力者の有無などが事件の全容を解明することに繋がるのかが気になるところです。
ガルエージェンシー横浜駅前/ガルエージェンシー千葉駅前
代表・吉田 容之(0120-45-2244)
ガルグループの複数の拠点で調査責任者を長年務めた豊富な現場経験を生かし、浮気調査・人探し等はもちろん他社では不可能な特殊な事案も対応可能。また、心理カウンセラーとしての資格を持ちご依頼者様の心のケアも行っている。