2019年に発生したIT会社（広告代理店）乗っ取り事件に進展があり、首謀者でもある中島博史容疑者（47）は法人契約の生命保険を無断解約し返戻金など約3700万円を保険会社からだまし取ったとして警視庁に逮捕されました。
乗っ取り事件の概要（※下記、関連記事参照）はIT会社（広告代理店）の会長（株主）が長期不在の間に、当時の代表取締役(雇われ)だった中島博史容疑者は同社元コンサルや経理担当者を含む数名と共謀して、会長（株主）が所有するグループ会社を含む法人全ての預金通帳や実印を持ち出して役員保険を解約し解約払戻金を横領、さらには収益源であるネットサービスも横領、さらに当時働いていた社員やアルバイト含む従全業員(約４０名)を強制的に解雇通知書にサインをさせ解雇してしまうというものです。
【序章】IT会社乗っ取り事件発生！〇〇士も関与か？【横領事件】
ＩＴ会社乗っ取り事件発生！弁護士も関与か？【第一弾】
ＩＴ会社乗っ取り事件発生！弁護士も関与か？【第二弾】
ＩＴ会社乗っ取り事件発生！弁護士も関与か？【第三弾】
逮捕された中島博史容疑者は当時の経理担当者だった今野晃明ら数名と共謀してIT会社（広告代理店）の乗っ取り行為を行った後に、会社が契約していた生命保険を無断で解約し、返戻金など約3700万円を大手保険会社からだまし取った疑いがもたれており、取り調べに対し中島容疑者は「自分がまだ社長だと思っていた」と容疑を否認していますが、警視庁は今野晃明も書類送検し調べを進めています。
会社乗っ取りという特殊な状況下で発生した事件ですが、被害者である会長（株主）は保険会社に事件の経緯を含め中島博史容疑者らによる保険解約には応じないようにと弁護士を通じて通知を送付していたにも関わらず、保険会社は中島博史容疑者らが用意した代表者印と保険証券だけで解約に応じ、そのまま返戻金の約3700万円が横領されてしまいました。
一連の被害を受けた関係者によると、中島博史容疑者・今野晃明容疑者らの余罪も含めて警察による捜査の進展に期待したいとのことです。
ガルエージェンシー横浜駅前／ガルエージェンシー千葉駅前
代表・吉田 容之（0120-45-2244）
ガルグループの複数の拠点で調査責任者を長年務めた豊富な現場経験を生かし、浮気調査・人探し等はもちろん他社では不可能な特殊な事案も対応可能。また、心理カウンセラーとしての資格を持ちご依頼者様の心のケアも行っている。