
皆さん、お役所のデスクと聞いて何を思い浮かべますか?山積みの書類ファイルに埋もれて仕事をする職員の姿ですよね。しかし、そんな化石のような風景が江東区役所から消え去ろうとしています。
ゴールデンウィーク中、区役所の4階フロアが大改造されました。なんと、机に書類が山積みだった旧態依然とした空間が、段階的なペーパーレス化の一環としてフリーアドレス制を導入した今どきの綺麗なオフィスへと生まれ変わったのです。
これには概ね好評の声が上がっているのですが、一部の公務員からはSNS上で恨み節が聞こえてきます。「デスクに収納スペースがなくて書類がしまえない」、「機能性が著しく欠如している。従来の方がよっぽど機能的だ」と大ブーイング状態なのです。
いやはや、開いた口が塞がりませんね。行政のペーパーレス化は国主導で何年も前から唱えられているにもかかわらず、いまだに紙の書類に依存しているとは驚きです。そもそも「物理的に書類を収納するスペースをなくす」という強硬手段を取らない限り、お役所のペーパーレス化なんて100年経っても進まないでしょう。
この件について江東区役所に「この4階フロアの改造によって、ペーパーレス化はどれくらい進んだのか?」と問い合わせたところ、「現状進めている段階ではあるが、収納する棚の量は減っており、現在は半分くらいになった」とのこと。
書類の山に囲まれていたこれまでの環境こそが異常だったのです。新しくなった綺麗なオフィスに合わせて、文句を言う前にまずはご自身の働き方を今どきにアップデートしていただきたいものですね。

探偵華盛頓
政局・政治・選挙ウォッチャーを10年近く務めています。
