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金はあるのに人が消える?京都の町役場

みなさん、お金持ちの町と聞くと、さぞかし住民サービスが充実していて役場の職員もウハウハ……なんて想像しませんか?ところがどっこい、京都府にある大山崎町で、ちょっと信じられない現象が起きています。

なんと、町役場の職員がガンガン辞めているのです。2025年度だけで全職員の7%が退職し、ここ4年間で見れば全体の2割が入れ替わってしまったというから驚きです。もちろん、人の出入りが激しいと「職場の空気が開放的になる」なんていうメリットもあるので、一概に悪いことばかりとは言えませんが、ちょっと尋常なペースではありません。

実は大山崎町に限らず、最近は小さな自治体って全然人が集まりません。というのも、職員数が少ないと、一人が農業から防災、観光まで何役も兼任させられるハメになるからです。カバーしなければならない法令の範囲も広すぎて、現場の負担がハンパじゃないわけです。

でも、ここからが面白いところ。実はこの大山崎町、めちゃくちゃお金持ちなのです。町内にはダイハツの工場をはじめ有力な企業が拠点を置いており、法人町民税や固定資産税がガッポリ入ってきます。2022年の財政力指数は0.76で、京都府内で堂々の第5位。全国平均をはるかに超える超・豊かな自治体であると言えます。

一般的に、財政力指数が高い自治体は住民サービスも充実すると言われています。しかし、いくら金庫にお金が唸っていても、それを動かす人がいなければどうにもなりません。

この件について大山崎町に「職員の大量退職に関して、役場としてはどのような対応を取っているのか」と問い合わせたところ、「積極的な採用を行って、何とか補填をしようとしている」とのこと。

世の中には求職者もたくさんいるというのに、条件も良さそうな町役場に人が集まらない、留まらないというのは残念な現状ですよね。しかし正規で働こうとすると地方公務員試験に合格しないといけないので誰しもが応募できるわけではありません。
ならばパートやアルバイト、事務補助など募集があるのでは?と調べてみたところ、やはりありました。こちらだと公務員試験のパスは必要なく、書類と面接で採用が決まるようです。条件も良い。
興味ある方は調べてみてください!

職員不足が続けば、いくらお金があっても小さな自治体は住民サービスが崩壊してしまう……そんな笑えないホラーな未来が、すぐそこまで来ているのかもしれません。

 

 

探偵華盛頓
政局・政治・選挙ウォッチャーを10年近く務めています。

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