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関西国際空港が跨る泉佐野と泉南が合併へ!間に挟まれた田尻町は!?

大阪府の泉佐野市と泉南市が、合併を視野に入れた検討を始めているというニュースが飛び込んできました。人口減少時代に突入した今、行政の効率化は避けられない課題です。同じ泉南地域に属している両市だけに、これが令和の大合併の先駆けになるのかもしれません。

しかし、ここで一つ強烈に気になる問題が浮上します。そう、この二つの市にガッツリと挟まれた田尻町の存在です。

ご存知の方も多いかもしれませんが、関西国際空港は北から「泉佐野市」「田尻町」「泉南市」の3つの自治体にまたがっています。もし泉佐野市と泉南市だけが合併してしまったらどうなるのでしょうか?
なんと、関空の真ん中だけが別の自治体(田尻町)になり、新市の北側と南側がいびつな飛び地になってしまうという、とんでもない地図が爆誕してしまうのです。

「だったら田尻町も一緒に合併すればいいのでは?」と思うかもしれません。しかし、そう簡単にはいきません。なぜなら、田尻町は超がつくほどの裕福な自治体だからです。

町の面積の約3分の2が関空の敷地であり、そこから入る莫大な固定資産税や法人町民税を、わずか約8,000人の町民のための行政サービスに集中投下しています。一人当たりの歳入が桁違いで、給付金や子育て支援も手厚いパラダイス状態。当然、田尻町に合併のメリットはなく、今のところ応じる気配はありません。

この件について田尻町に「両市が合併した場合、関空の真ん中だけが田尻町として残り、非常にいびつな飛び地状態になりますが、この地理的な問題について町としてはどのようにお考えでしょうか?」と問い合わせたところ、「報道にもあるとおり、田尻町は合併研究会の参加さえ全く打診を受けていないので、地理的な問題に関しては仕方がないと思っている」とのこと。

両市の合併協議が進むにつれて、この「田尻町サンドイッチ問題」は間違いなく大きな波紋を呼ぶでしょう。今後の展開から目が離せません!

 

探偵華盛頓
政局・政治・選挙ウォッチャーを10年近く務めています。

 

 

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