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【傍聴】児童虐待対策、東京都議会での対応は?

東京都都議会定例会が行われました。
今回の代表者質問で都民ファーストの会 代表・荒木ちはる議員が児童虐待に関して質問を行うということで議会を傍聴してきました。


 


*傍聴席は、ほぼ満席でした。






荒木議員の質問はどのような内容なのか、そして小池百合子知事の回答はどうなるのでしょうか。




   
    (荒木議員)

「令和元年東京都議会第二回定例会に当たり、都民ファーストの会東京都議団を代表し、
小池知事及び警視総監、教育長、関係局長に質問いたします。」

 



「現在は午後9時までとなっている相談受け付け時間を24時間体制とすることも重要な視点だと考えます。いつでも相談できる体制づくりが重要ですが、今後のLINE相談窓口の取り組みについて伺います。
また、私たちは、LINEによるいじめ相談窓口の設置を求め、同様に試験運行が行われました。こちらも同様に、相談受け付け時間を現在の午後10時までから24時間とするなど、相談体制の強化が重要です。いじめについても同様に、いつでも相談できる体制づくりが重要ですが、今後のLINE相談窓口の取り組みについて伺います。今後は、児童虐待やいじめ以外にも、例えば、私たちの独自のアンケート調査でも上位に来た恋人、配偶者からの暴力、思いがけない妊娠など、さまざまな相談事項についても、都民に身近なコミュニケーションツールによる相談窓口の設置を推進していくことを求めます。」

回答は、小池知事ではなく福祉保健局長・内藤さんでした。


「児童虐待を防止するためのLINE相談についてでありますが、都は、昨年11月に、児童虐待防止推進月間に合わせまして、子供や若い保護者になじみのあるLINEを活用した相談窓口を2週間、試行的に開設いたしました。本年8月からこのLINE相談を本格実施する予定でありますが、より効果的に運用できるよう昨年の試行を踏まえ、時間帯ごとの相談員の配置人数や、虐待が疑われる場合の児童相談所への引き継ぎ方法について見直しを行うなど、準備を進めているところでございます。また、相談員が配置されていない時間帯に受信した場合でも、相談員からメッセージを返信して、やりとりを再開できる仕組みの導入を検討しており、24時間相談を受け付けられる体制を整備してまいります。」

東京都は8月からLINE相談窓口を必ず実行して欲しいですね。
私達ガルエージェンシーが協賛している厚生労働省の「189」とで大きな成果が上げられると嬉しいです。

その他、待機児童・受動喫煙に対しては数字面でも大きな成果を上げていました。高齢者危険運転の対策で自動ブレーキの導入時費用を1割負担で行える様に都が負担する調整をしているそうです。
これからもっと住みやすい東京都になることを願っています。

ガルエージェンシー東京中野 代表・柿沼 信之(0120-605-789)
1997年開業。前職は警視庁警察官。テレビ・ラジオのレギュラー、ドラマ制作協力など多数出演、著書に『親子でまなぶ子ども防犯ガイド』など。いじめ問題・悪質化するストーカー調査では知人弁護士・警察とタッグを組み多くの案件を解決する。

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