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大東市9歳女児虐待詐欺 縄田佳純容疑者の素顔

7月18日、大東市に住む縄田佳純容疑者が詐欺の容疑で逮捕された。9歳の実の娘に食事を与えず成人用の下剤を飲ませてケトン性低血糖症にさせ、故意に入院させ、共済金を不正に受け取っていたという事件。メディアに大々的に取り上げられているのでご存じの方も多いだろう。どのような基準で事件を公表しているのか疑問だが、罪状が児童虐待ではなく「詐欺」での発表はいかがなものだろうか。

児童相談所は逮捕の約9ヶ月前、2022年10月に匿名のメールでの通報を2件受けている。児童相談所は通報を受け、縄田容疑者に対しての聞き取り、女児の通う小学校に対しての聞き取りを行ったが「虐待の事実は認められない」と判断。「軽度の育児放棄」と判断し女児を「要保護児童」として監察することを決めた。

この「要保護児童」という対応とは具体的にどういったことをするのか児童相談所に聞いてみた。そのときの児童相談所の返答がこれである。

「要保護児童にリストアップされると年に3回、3月、7月、11月に聞き取りなどの調査を行い虐待の有無をチェックする。今回は通報が10月だったので11月の調査は行っていない。その後、2月に縄田佳純容疑者が逮捕されたので3月の聞き取りの予定も無くなった。」
これがどういう意味かおわかりだろうか。何もしていないのである。行政のルールがあるのだろうがこの約4か月、全く何もしていないのだ。

児童相談所への疑問はまだある。病院への聞き取りをしていないことだ。縄田容疑者は2018年ごろから逮捕される2023年2月までの間に娘を計約40回病院に入退院させている。虐待の通報があり、女児の入院が多いということを聞いてなにか怪しいと思わなかったのか。もしこのとき疑問を抱き、病院への聞き取りや、警察との連携をとっていればもっと早く女児への虐待に気づくことができたのではないか。現在の日本の法律では児童相談所は深く踏み込めないのが現実だ。警察も事件が起きてからでないと捜査に着手できない。病院にも守秘義務がある。しかし今回の事件の児童相談所の対応はあまりにも杜撰ではないだろうか。

そして縄田容疑者だ。報道では男に貢がせパパ活をしていたという情報や元夫に金を無心していたとういう情報もある。私は知人をあたり、縄田容疑者が過去に習っていた空手の後輩と名乗る男性に取材をすることができた。

「ニュースを見たときびっくりしました。もう何年も見ていないですけど空手の先輩に似てると思って友人に聞いたらみんな騒いでいました。当時はやんちゃなお姉さんというイメージで僕たち後輩の中にも好きな人はいてかなりモテる人でした。」

本来、親とは自分より子どもを優先するものだ。子どもにたくさん食べてもらいたい、いっぱい遊んでほしい、笑ってほしい。そういった親が大半の中、縄田容疑者のような親も存在する。こういった虐待をなくすためには周りの人間の監視の目が絶対に必要だ。虐待かもと思ったらすぐに警察や児童相談所に通報をしてもらいたい。

 

児童虐待ZERO
全国に支社を展開する総合探偵社ガルエージェンシーグループのネットワークを活かし一人でも多くの虐待される子供たちを助けるために立ち上げた認定NPO法人です。
虐待かも、と思ったらいつでもお電話ください。自分が虐待をされている、と思ったら私たちに助けを求めてください。どこに相談すれば良いかわからない、警察は証拠がないと動いてくれない、そういった声を私たちまで届けてください。いちはやく駆け付けて、少しでも早く解決に向かうお手伝いをします。(0120-53-9999

 

探偵山内
ガルエージェンシー大阪本部
探偵歴10年の現役調査員。プライベートでは3児の父。学生時代レスリングで培った忍耐力であらゆる調査をこなす。
(0120-000-783)

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