情報提供・ご意見ご感想などはこちらまで! 記事のご感想は一通一通ありがたく読ませて頂いております。

テレビ局の強引な街頭インタビューが人々に与える不安

テレビ局の街頭インタビューが強引すぎるという情報が、読者(以下、「Aさん」と記載)から寄せられた。2020年4月23日の19時頃、JR品川駅港南口での出来事だ。

 

 

夜間撮影用の強力なライトをつけたままの状態で、テレビカメラを担いだスタッフらが駅前広場に立っていた。駅に向かって人々が歩いてくると、その動きに合わせるかのようにカメラを動かす。カメラが向けられているのを察知して回避しようとしても、追い回してくる。

その場を通り過ぎようとすると、インタビュアーの男性が近づいてきた。「フジテレビですが、取材に協力していただけませんか」。Aさんは「お断りします」と即答して、「テレビに映りたくない人だっているのに、カメラを持って追い回すのはやめてもらえませんか」と言った。

すると、男性は「カメラは回していません」と答えた。Aさんと男性が話している間も、カメラを担いだスタッフらが近づいてくる。「失礼します」と告げて、Aさんが駅方面に向かっていくと、前を歩いていた二人も「絶対映されてたよね。何に(映像が)使われるんだろう」と不安そうだったという。

翌日、Aさんは本件をフジテレビ本社に相談した。番組名と取材内容を問われたので、「分かりません」と言うと、街頭取材では番組名と趣旨を最初に告げることになっていると、応対した社員は説明した。Aさんに話しかけたスタッフらは、同社の取材ルールを守っていなかった可能性がある。

「あの時、本当にカメラは回っていなかったのか」とAさんは疑問視する。過日、別のテレビ局も広場の階段上で取材していた。だが、待機中はカメラを三脚に固定して、人のいない壁の方にカメラを向けていた。それだけに、フジテレビの一連の行動に不信感を抱かざるを得なかったという。

Aさんは言う「人々を不安にさせるような取材を続けていると、マスコミはますます信用されなくなりますよ」。

 

高橋 



タイトルとURLをコピーしました