新年は寒いので、南国タイの島で過ごすことにした。
スキューバダイビングやビーチリゾートなどに飽きた人にオススメされたツアーに行ってきた。
「イカ釣り漁船ツアー・投網ショー付き」である。
イカ釣りは昔からやってみたかったので、挑戦してみることに。
参加費２０００円程度で、オンボロ漁船（犬付き）で、釣り竿はペットボトルというチープさ。
現地の手慣れた子供は次々と釣り上げ、「投網ショー」では一度にたくさんイカや小魚が捕れる。
投網ショーを見て操縦士に聞いて分かったのだが、この船は単なる「漁船」だ。
魚を捕り市場に売る漁師たちが、「ついでだから観光にして金儲けしちまおう」と考えたもの。
商魂たくましいというかなんというか…
皆に釣り上げられたイカは、漁船内の調理場で次々と料理され、様々なイカ料理として供される。
材料は有り余るほどあるので、おかわりし放題だ。
漁場に到着するまでの間は、おかゆのサービスまである。
イカ釣りに豊富なイカ料理が付いて、円安でも２０００円という価格は魅力的だ。
まあ、漁船が漁の仕事をするついでだからなのだろうが。
しかし私は日本人。やはりイカは刺し身で食いたい。
そこで前代未聞のイカの踊り食いをすることに。
釣り針から釣りたてのイカを直接食う！
満足感はあったが、正直マズかった…生臭いったりゃありゃしない。
やはり、ちゃんと皮をむくなどの処置をしないとダメだなと実感した。
ちなみに、何故か船内に居た犬が、
ずっと勃起しっぱなしだった
発情期だったのでしょうか…
何はともあれ、タイに行ったらサメット島に足を伸ばし、このイカ釣りを体験して欲しい。
新年早々、素晴らしい体験ができたと思っている。
梅宮貴子