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事故物件の見破り方を「大島てる」に聞いてみた 2


前回に続き、事故物件を公示する人気サイト「大島てる」の運営者である大島学さんに、質問をしてみました。

喫茶店にて

Q.ホテルの事故物件についてですが、事故があってから、最短何日で次のお客さんを泊めるのですか?
「人気のあるホテルで、最短なら2日のようです。殺人事件で犯人が捕まっていないとか、リフォームに時間が掛かる場合はもっと空きますけどね。」

Q.霊感以外で事故物件を見破る方法はありますか?
「難しいです。硫化水素自殺なんかだと、ホテル側は黙っていたいけど、警察や消防は避難してください!危ないです!と言う為バレてしまったり、関係者たちの口から真実が分かることもあります。それに対して首つりだと、見破れません。逆にいうと客商売だから完璧にリフォームされていますよね。」
――やはり、見た目だけでは見破れないのですね。

Q.「大島てる」では、孤独死も事故物件として扱っていますが、不動産屋さんは孤独死があった所も「告知義務あり」と教えてくれるのですか?
「孤独死だったら言わなくていいだろうと思っている業者さんや大家さんは多いですよ。悪気がなく告知しなくていいだろうと思っています。孤独死は心理的瑕疵の中では、一番軽いとされていますが、虫が湧いたり、腐って悪臭がして周囲が気づいて発覚するので、決して軽いとは思いません。」

――うわー教えてくれないと怖いです。
「URは、孤独死を事故物件として扱っています。ですが、抽選の段階ではどんな事故が起きたのか教えてくれないです。実際に住む人だけに『殺人が起きた部屋です』などと教えるだけです。」

角川慶子

角川慶子

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