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共産党「国民連合政府」構想の影にあの大物あり

結党から93年の日本共産党が野党結集のために怪気炎をあげている。キッカケは9月19日に志位和夫委員長がぶちあげた「国民連合政府」構想。そこでは、
(1)「戦争法」を廃止する
(2)そのために安倍政権を打倒し、国民連合政府をつくる
(3)本気で政府をつくるなら野党間で選挙協力が必要……
との主張を展開し、来夏の参院選では独自候補擁立にこだわらず、民主党などと統一戦線を張り、安倍晋三政権を退陣に追い込む構えだという。

志位氏は早速、岡田克也「民主党」代表と9月25日に会談。岡田氏は「思い切った提案をいただいたことに敬意を表します」「今後も引き続き話し合っていく」と応えた。志位氏は28日には吉田忠智「社民党」党首と会談し、「大変、大胆な踏み込んだ提案」「前向きに受け止め、積極的な選挙協力ができるようにしっかり議論を進めていきたい。政権の問題についてもさまざまな困難があるかもしれないが、方向性に賛同します」との言質を得た。
志位氏の思い切った独走に見えるが、影にはあの男の存在があるという。永田町ウォッチャーが語る。

「小沢一郎『生活の党と山本太郎となかまたち』代表ですよ。小沢氏はかねてから、共産党を含む野党の選挙協力を提唱しています。その前段として、先の岩手県知事選挙では、民主・維新・共産・社民・生活が選挙協力を実現し、対抗馬の平野達男・参院議員の不出馬へとつながることができた。志位氏と小沢氏は酒席を共にするなど蜜月関係にあるといわれています」

「もう終わりだ」と何度も言われてきた小沢氏が共産党との共闘を主導することで再び不死鳥の如く蘇り、野党再編の核になりそうだ。

 

アンリ

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