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ホワイトバンドの行く末

記者会見で彼らはしきりにこの言葉を使用していた。


「これはアドボカシーです!」
「私どもの活動はあくまでアドボカシーです!!」


――アドボカシー
本来は支持することや擁護すること、という意味であるが、近年では「政策提言」や「権利擁護」の意味で用いられるようになっている。
またアドボカシーを、社会問題に対処するために政府や自治体及びそれに準ずる機関に影響をもたらし、公共政策の形成及び変容を促すことを目的とした活動である、と定義する人もいる。


彼らの活動がアドボカシーということはわかった。
でも、世間では「その“アドボカシー”って何?」って人が多いのでは?


購入者のほとんどが10代から20代前半の若者なのだ。

そんな若者に
「アドボカシーです!」
と言って理解して貰えるだろうか?


購入したからには彼らも立派な賛同者の一人。
購入した300万人を納得させる義務がある。


ホワイトバンドの趣旨がわからないという人達へ

どんなにお金や物資を送っても、一瞬で使い切ってしまう。

そういうことではなく、もっと永く続くような政策が必要。

もし、購入者の1人が貧困に興味が無かったのに目を向けるようになったら?
その中の1人が支援活動を始めるかも知れない。
それが繰り返し続いていったら?

これであなたの300円が、貧困を救う事の役に立ったということ。
『300円の内の幾らが~』なんて、具体的な数字は必要ありません。

そして、いつか政府に辿りつくかも知れない。
すると、国が今まで以上に貧困に対して大きな活動をするようになるでしょう。
するとあなたの支払った300円はその数十倍、数百倍の役割を担った事になる。
これがホワイトバンドの趣旨であり、目標です。

目の前に見える結果だけを見ていては、結局は今までの繰り返し。
たとえ見えなくとも先を信じていれば、いつか大きな結果が待っている。

それが彼らなりのアドボカシーなのだろう。

 

質疑応答の一部はコチラ

 

特捜班

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