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【裁判傍聴】放火したおじいちゃん

皆さんは隣人トラブルの経験はありますか?今回は隣人トラブルがあると思い込んだおじいちゃんの事件です。

事件番号:令和2年合(わ)第217号
被告人 :70~80代 男性
事件名 :現住建造物等放火
※裁判員裁判
 
すごくやせた色白の小柄なおじいちゃんが今回の被告人です。
 
 
事件概要
・自宅アパートを退去しなければならなかった
・しかし次の引っ越し先の目途立たず
・片付けも出来ていなかった
・どうしようもなくなって自宅に火をつけ、自首した。

この被告人は妄想性障害を患っており、放火に妄想性障害の影響がどの程度あったのかが争点となっていました。
 
被告人の証言
・大家さんと隣人が嫌がらせをしてきている(隣人は引っ越しているのでいない)
・自分の部屋に隣人を住まわせるため退去を命じられた
・引っ越しの準備ができていれば火はつけなかった
・大家さんのせいで退去しなければならないので、困らせようと思った

自分は被害者なのにケースワーカーにも相手にされず、焦燥感や絶望を感じ放火に至ったそうです。
 
と、ここまで検察と弁護人が話している中、被告人は微動だにしませんでした。本当に一ミリも動かないので、寝ているのではないか?と思いましたが、刑務官が何度も顔を覗き込んで確認していたので、ギリ起きているんだなと確認できました。
 
 
 
 
被告人は一応自首したことになっていますが、消火活動が始まったのを確認し、牛丼を食べてからの自首で、牛丼を食べた理由はお腹がすいていたから…。
 
この一般的な感覚から離れた行動や考えが精神疾患からくるモノなのか、放火したこと自体には責任能力があるのか…。全然わからない。
 
しかも弁護人が、この精神疾患を患った高齢の被告人が今後どうやって社会復帰していけるのか、その為にはどの判決がいいのかというところまで考えてくれ、と言っていました。
 
裁判員になるとそこまで考えて判決を出さなきゃならないって荷が重いですね。
 

ガルエージェンシー東京本部 探偵K
ご依頼者様に寄り添ったベストな解決法をご提案させていただきます。心の傷や不安を取り除き、お役に立てるよう親切丁寧に対応を心がけています。(0120-0783-50>>ガルエージェンシー東京本部の過去記事はこちら

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