事件発生から１０日余りが経ち、容疑者自殺という報道が７日の午後発表された徳山女子学生殺害事件（過去記事・１/２/３）
ほとんどの人が「やっぱり自殺したんだ…」と思ったニュースだろう。
報道によると、遺体の損傷が激しい事から、事件直後に自殺したと推測される。
自殺した、藤村元紀はどんな少年だったのか、近隣住民からの情報をまとめてみた。
▲容疑者少年宅
丘を切り開いて、造成された閑静な住宅地にある藤村家。
ご近所の人たちに元紀少年について聞いてみたところ、どの住民も少年の犯行が信じられないと口を揃えて言う。
「小さな頃から、あの子（元紀）を見てきたけど、きちんと挨拶もするし、家族とも仲良くしてましたよ」
幼少の頃から、藤村元紀を知る近所の主婦Ａさんは更に続けた。
「お父さんも立派な方ですし、町内会の役員を務められたりしていました。だから『なぜ！あの子が？』としか言えないですね」
「早まらないで（自殺しないで）欲しいわ…」
事件発生直後から、マスコミの取材が激しくなり、外出もままならなくなっている家族。
容疑者の帰宅と、家族の出入りをカメラに収めようと、毎日のように取材記者が同宅の付近を張り込んでいる状態だった。
“容疑者自殺”の発表とともに大勢の取材陣が、また押しかけるであろう…。
真相解明の道は非常に険しく、歯切れ悪い結末となった。
ガルエージェンシー