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人気洋菓子店「シャトレーゼ」で賞味期限改ざん  ~第二の不二家

「シャトレーゼ」が商品の賞味期限の改ざんを行なっていたことを謝罪した。

謝罪、商品の自主回収が迅速に行われたのが奏功したのか、企業や芸能人が不祥事を起こしたときに起きる「炎上」はそれほど起きてはいないが、食品偽装が起きたことで企業の信用が問われている。

2000年代、食品偽装は社会問題でありメディアを大いに賑わせたニュースの1つだ。今回の「シャトレーゼ」に似た事件でいえば洋菓子店「不二家」が起こした事件だろう。

2007年1月、「不二家」は消費期限が切れた牛乳を使いシュークリームを製造していたことが発覚。「不二家」はその事実を2006年11月には把握していたが公表せず、事実の隠蔽に入る。しかし隠蔽の事実まで世間にばれ、全店舗休業にまで追い込まれることになる。株価は暴落し、のちに「不二家」は「山崎パン」に吸収されることになったのだ。

この2007年は「不二家」だけではなく、食品偽装が多い1年だった。北海道の定番お土産「白い恋人」、三重県の定番お土産「赤福」も賞味期限改ざんや売れ残りをもう1度販売するなど現在でも国民に愛されている商品が食品偽装されていたのだ。

そしてこの年、1番ニュースになった食品偽装が「船場吉兆」だ。賞味期限改ざん、産地偽装、不祥事は多岐にわたるが強烈なインパクトを残したのが「ささやき謝罪会見」だろう。現在ではその会見がバラエティー番組でネタにされることもあるほどインパクトのある謝罪会見だ。YouTubeにもアップされているので興味のある方は見て頂きたい。

不祥事は起こした後の対応やそのスピードで企業の今後が決まる。今回「シャトレーゼ」は迅速な対応をしたことで難を逃れたが、もし食中毒がでていればとんでもないことになっていただろう。被害が出なかったから良いというのは間違っている。企業が利益を追求する気持ちはわかるが利益よりも安心・安全・社会貢献を第一に利益を生み出してほしい。

 

探偵山内
ガルエージェンシー大阪本部
探偵歴10年の現役調査員。プライベートでは3児の父。学生時代レスリングで培った忍耐力であらゆる調査をこなす。
(0120-000-783)

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