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若年層に広がる処方箋ドラッグ、合法ドラッグ、脱法ドラッグの実態ルポ その2

前回の処方箋ドラッグユーザーの女性Yさんの話の続き。
Yさんは処方箋の他に合法系のドラッグストアで買えるドラッグも利用している。

といっても知らない人は知らないので、まずは良く乱用される処方箋ドラッグと薬局ドラッグを挙げていく

・処方箋ドラッグ

エリミン(通称:赤玉)

サイレース(摂取すると舌が青くなるのが特徴)

ハルシオン

マイスリー

デパス

 

・薬局ドラッグ

ブロン

メジコン

パブロンゴールド

コンタック咳止め錠

 

などが主な種類と言っていいだろう。中には薬効が強力すぎるため販売中止になった処方箋(エリミンやサイレース)もあるが、裏ルートを使い金を払えばいくらでも手に入るのが事実だ。

上記に挙げたものはいわゆるパキパキ(多動、興奮状態)に手軽になれるものばかりであり、特に10代から20代前半がメインのユーザーと言われている。

Yさん「赤玉(エリミンはそのパッケージから通称赤玉と呼ばれている)は一回だけやったけど凄かった。友達から1錠貰って飲んだけど一緒にお酒も飲んでたからもう周りがぐちゃぐちゃですごい楽しいって気持ちっていうか、高揚感が120%出る感じだった。ただなにをやったか全然覚えてない。」

ナカノ「やっぱお酒と一緒にやるのがマスト??」

Yさん「うん、どうせ楽しむならもっと楽しいほうが良いしって感情だった当時は。」

ナカノ「ちなみに睡眠薬って飲んだらホントに舌が青くなるの?」

Yさん「なるよー。舌下接種って言って舌の上で溶かしながら接種するけど、その時に青くなる。水分とかに触れると青くなるって感じ。」

ナカノ「さっきブロンの箱が見えたんだけど、それってどうやって使うの?普通に飲む感じ?」

Yさん「一気飲み一気飲み。」

Yさんは何年も継続的に摂取しているそうだが、ここ数年記憶力が格段に落ちたと話している。
さっきまで話していた話の内容を覚えていない事もあるという。健忘症といって平常時でもポンポン記憶が飛んでしまうらしい、、、、、。

 

次回は処方箋を横流しする人物Xとの接触

 

NAKANO
ガルエージェンシー大阪本部

探偵歴6年目。映画に憧れ過ぎて探偵になってしまった男。雑多な知識で調査をこなす現役探偵(0120-000-783
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