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自力で裁判を戦ってみる! 代理人(弁護士)を立てずに民事裁判に勝つ方法 その1

前回、「報酬未払いどころか後追い不採用通知で就業をなかったことにする驚きの会社!」というタイトルで不祥・女探偵 堺 浄が直面している「報酬未払い事件」について書きました。

当時私は、報酬未払いのまま「泣き寝入り」をせざるを得ないのか? という不安でいっぱいだったのですが、やはりそれは賢明でもなければ公平でもないと考えを改め「一般社団法人VR革新機構」(東京都千代田区)の代表理事・横松繁氏を相手取って、不肖・堺が東京簡易裁判所に訴状を提出し、審理及び裁判を求めることにしました。

簡単に振り返ってみると、私が巻き込まれた報酬未払い事件とは「一般社団法人VR革新機構」(東京都千代田区)の代表理事・横松繁氏が、私が実際に業務に従事した1ヶ月半後に、その1ヶ月半を遡及する形で「不採用」の通知を送りつけてきたという事件です。つまり横松繁氏は、1ヶ月半の間に私が横松繁氏の下で従事してきた業務とその報酬を無効化する形で「不採用」としたことになります。その上で横松繁氏は、私が業務に携わってきた証拠が記録されたGoogleアカウントをも意図的に消去しました。これら横松繁氏の行動が合理的かどうかをこの裁判で争うことになります(しかも横松繁氏は、この一件について私が送った内容証明に対しても完全無視でした。トホホです)。

で、今回は代理人となる弁護士に依頼せずに自力で戦ってみようというのが私の挑戦です。

裁判までの段取りとしては、被告への内容証明の送付、証拠集め、訴状づくりが重要です。目下、鋭意、裁判所に審理・裁判を求めるための「訴状」(原告の主張を述べ裁判所に提出するための書類)を準備しているのですが、この段階で抱いた感想として、「裁判」というものは国民の権利であるということです。もっというと、今回の私のような立場、いわば社会的な弱者であっても強者に勝利することができる限られた合理的な手法であり権利であるのが「裁判」であると痛感しました。だからこそ裁判の勝ち負けを左右する論理と、主張と、それを立証する証拠が重要です。

裁判所というのは、足を踏み入れてみると意外にも裁判を受ける機会をオープンにしており、かえって身近なものにも感じました。「一般社団法人VR革新機構」(東京都千代田区)の代表理事・横松繁氏との裁判の経緯は、可能な範囲で「探偵ファイル」にて公開していきたいと思っています。また、弁護士を雇うお金がない、などのお悩みをお持ちの方に役立てていただくための「自力裁判」のノウハウなんかもぜひ公開していきたいと思っています。

私の裁判奮闘記によって、実際に、不利益を被る人や泣き寝入りとせざるを得ない人に希望を与えられたらと考えています。また泣き寝入りをしようか、裁判を起こそうか、と悩んでいる方はぜひ私までご連絡ください。何かお力になれるかもしれません。

では、訴状を提出してからの進展を楽しみにしていてください。頑張るぞ。

 

 女探偵 堺浄(さかい・きよら)

政治家を経て、生成AIやITを駆使し過去の事件を分析する女探偵に。社会科学領域の研究者(慶應義塾大学大学院を経てPh.Dr.)でもある。掘り下げたいテーマは、女性はなぜ政治の世界で「お飾り」になるのか、日本の「タテ社会」と「ムラ社会」は不変なのか、内部告発は組織の不条理に抵抗する最終手段なのか。

 

 

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