人は、必ずと言っていいほど闇に葬る写真がある。
どこからどう見ても自分には見えない写真がある。
たとえば、作為的におもしろくしたものは
少し恥ずかしいだけで人に見られても平気だが
場面が同じで素の写真はかなり恥ずかしい。
ガル・ディテクテブスクール主任講師 A氏
これから、私が封印してきた写真を公開する。
だから、午後9時から半日だけの更新にしたのだ。
まず一枚目、この写真を作為的と見るかどうかはあなたの自由だが
私は「素」だったと確信している。
前髪を気にしながらコーヒーを飲んだ時に撮られたものである。
私はこの写真を見て、すぐに破いてしまおうとしたが、はたと留まった。
これ以上恥ずかしい写真は拝めないかもしれないと思ったからだ。
しかし、その夢は水泡に帰した。
次は
林家ぺー
ではない。
そして最後に
や
の私が、度重なる悪条件がこの身を襲い、しかも10年間も他人に
見せ続けなければならない写真。
そう、パスポートである。
どうしようか・・・・公開するのをかなりためらっている。
笑わなかったら1万円をやる、と言っても
誰もが笑わずにいられない
といういわつきだ。まさに生涯の最高傑作。
やっぱり、やめよう・・・・いや、思い切って公開しよう!
必ず税関で
「他人のパスポートだろっ!!」
と怒鳴られる、私の宝物を。
恥ずかしい写真とかけて うだつの上がらない亭主ととく