6月5日、地鎮祭。まだ隣の建物が少ししか見えなかった。
足の踏み場があったのはわずかにこの一角で、西半分はジャングルだった。
記念すべき廃棄一回目。まだ麻生が小奇麗だ。レンタカーの軽トラで何とかなるんだという大きな誤解が垣間見える。
ところが作業初日にしてスコップなどが数多く大破。未来へ大きな不安を抱く。
いつまで経っても終わらない恐怖に苛まれてとうとう近所の爺さんを雇うまでになり
何とか3分の2を制圧。そして…
8月2日、何百回と往復した廃棄場の最後の日を小汚くなった麻生と無事、迎えることが出来た。
感動のフィナーレ!!
これから建設という第2の試練が待っているのだがそんなことは今日だけ忘れたい。
PS
先日、娘が夏休みになって秘密基地を訪れたので一緒にユンボを操縦した。
まだ幼いため自分の父親は一体何屋なのか分かってない。夏休みの絵日記にお父さんとユンボを運転したことを描けと言っておいた。先生も同級生も父親は土方だと思うだろう。
ところで
今回、金を持たせている麻生が瞬間で60万円の通常経費を使い切ったので私が200万円以上追加投資した。しんど過ぎて気がおかしくなってしまった。
嫁に「次に行くときはカード置いて行ってね、10万円だけ握りしめて。」と通達を受ける。
宿舎が1ヶ月契約で55000円なので、早々と金欠状態からのスタートになる。食費から切り詰めなければならない。どうなるんだ17日からの弟4次遠征は…。
(経費削減のため麻生だけ行くことになるかも知れない)
BOZZ(渡邉文男)