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やったふり男

昨日の麻生の画像が大反響だった。
「ネタですね。アソタソの食後の腹が横まで太ってるし。座布団仕込んだでしょう?」
とか。
私と組んでトレーニングしている画像を何度かご覧になり、さぞやダイエットに成功していると?
真実を明かそう。彼は体を動かすことが大嫌いで、撮影の時だけトレーニングしている「フリ」をする名人なのだ。
食生活も全く自堕落で、一番の好物はラーメン。どこの店が旨いとか、異常なほどよく知っている。
そんな男は、トレーニングは「業務の一環」であり、仕事の時間だから仕方なくやっているのだ。私と一緒にジムに行っても、どうやってさぼるかを一番に考え、目を盗んではロビーに行って携帯をいじっているような男なのである。
私も社員にトレーニングを強要出来ない。パワハラになるからだ。麻生に訴えられたら目も当てられない。

実は、とうの昔に彼に教えることはあきらめていた。コナミでコーチしていた時のことだ。軽いバーベルを10回上げるだけであまりに大きい奇声を発するため、係の人が驚いて「大丈夫ですか!?」と飛んで来たり、おばあさんに「無理させちゃだめだよ。」と怒られたり。
トレーニングには、肉体的な限界と精神的な限界の2つがあるが、彼は間違いなく精神的な限界値がゼロなのである。
だから、たまに「ボス、今日は教えてくださいよ。」とご機嫌伺いをしてきても、一切無視するようになった。自分でやって、と。

そして、私がパーソナルジムを経営する準備をしだしたら、案の定「私もムキムキになりたいなあ。」と、ヘッドトレーナーにすり寄ってきた。そう、これも彼流の業務の一環なのである。
すると、ヘッドトレーナーは提案した。
「わかりました。では、木曜日にビフォアの写真を撮りましょう。そして3か月後にアフターの写真を撮るんです。そして探偵ファイルの読者に公開しましょう。ですから、木曜日までは好きなものを食べてください。ただし、メゾットを開始してからは私に従っていただきますよ?」
さすがと思った。もう、麻生に逃げ道は無くなった。
自ら志願したのだから。


昨晩も高級焼き肉店で2万円分の肉をペロリと平らげる麻生。
この幸せそうな顔が見れるのもあと1日。

 

 

BOZZ(渡邉文男)

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