最近買った本で絶賛したいのがこれだ。著者の千田さんは３３００人のエグゼクティブと会い、成功した人のエキスを抽出して本にしている。さっそく一部引用しよう。
天気の話をされたら負け。
天気の話をふった相手を責めるのではなく、ふられた自分のダサさを責めることだ。ガリガリでヘナチョコのうちはオシャレで威嚇するのも悪くないが、やっぱり肉体の迫力には遠く及ばない。これは本能レベルの戦いだから議論の余地はない。
男性は「何かスポーツされていますか？」と聞かれるように、日々筋トレに励んでおくことだ。「何かスポーツされていますか？」と聞かれれば、相手は質問者で、あなたは教える側に回れる。つまり、会話の最初からあなたが主導権を握ることができるのだ。
これだけを読むと、「え？筋トレと関係がないだろ。」と思われるかもしれない。本を丸ごとちゃんと紹介しないで本の寸評を書く評論家が多いが、私には難しい。あえて、短いボリュームの中でこの本の寸評を私が書くとしたら…。
自信のない人が自信をつけるのに最適な本だ。他の能力と比べ、体を鍛えるという行為は一日一時間のタイムマネジメントだけで誰にでも出来ること。
自信をつけるということはそういうものだ。継続はチカラ。金持ちはそれが一番だとわかっている。だから何事もあきらめないで続ける。続けているから、周囲が認める。認められるからお金も集まる。
この本は土に染み入る水のように、すぅっと体に入ってくる。自分を見失っている人には一読の価値がある本だ。
BOZZ