断捨離の極意 ～BOZZ

とても紹介しきれないほどの問い合わせが。断捨離（要らないものを整理して心身を清める）の方法を具体的に教えてくれ、が中心。
近くに悪い見本がいた。ドライバー麻生だ。自分の部屋は荷物がいっぱいで一歩も入れないとのこと。部屋を占有する物の中で何が一番多いか聞いてみると、使っていない歴代の釣り竿らしい。
私は麻生の上司だが私生活には介入しないので、どんな部屋に住もうが一向に構わないし、彼に「どうしたらいいか？」と聞かれても一切答えない。他人の生活習慣に全く興味が無い。みなさんのメールを見ても、ただただあきれるばかりである。
だいたい、年末の大掃除をする！と他人に言うのは「私はだらしないです。」と宣伝しているようなもの。一年に一回しか掃除しないのか。日ごろから断捨離していればまとめてしんどい思いをする必要が無いだろうが。
では、具体的な断捨離の習慣をいくつか。
読者メールで「ＣＤとかＤＶＤの整理って難しいですよね？」があった。これも習慣の問題なのだが、かさばるＣＤなどは大体、企業のプレゼン用やスタッフからもらったものが多いはず。これらの中で必要なものだけその日のうちにパソコンの外付けハードディスクにコピーして、原物はその場で廃棄してしまう。映画などコピーが禁止されているものはパッケージを捨てて専用のケースに入れるだけで占める体積が１０分の１になる。
「食器が多くて困っています。」は、ローテーション外のものは新品でも捨ててしまえばいい。使わない食器は大きすぎるとか部屋に合わないとか、使う前から既に断捨離の対象になっているはず。邪魔なものがある分、調理の時間も余分にかかるので時間の断捨離にも通じる。
「大切なものが捨てられない。」は、各ジャンルの一番を決めてそれ以外は捨てる。思い出の品は少なければ少ないほど大切さが増すのだ。その良い例が模様替えのためにあらゆるものをみなさんに買ってもらった件。