情報提供・ご意見ご感想などはこちらまで! 記事のご感想は一通一通ありがたく読ませて頂いております。

パチンコ台の自主撤去問題、警察とパチンコメーカーの利害が一致!?

昨年末、一般入賞口への入賞確率の悪さに端を発した、パチンコ台自主撤去問題。

今年に入り、第1次撤去リスト、第2次撤去リストが発表され、MAXタイプや射幸心を煽るゲーム性の台が対象となっています。


自主撤去の対象機種を見ると、この手の機種を減らしたい警察と、自主撤去により新台入れ替えが見込めるパチンコメーカーの利害が一致していることが窺えます。


取り締まるのが仕事の警察はともかく、パチンコメーカーはどうでしょう? 本来、台に欠陥がある場合は、メーカー側が対象機種を下取りしたり、新台を大幅に値引きして販売したりするのが普通です。

ところが今回は新台の価格を3万円アップし、3万円の値引きをする。つまり、メーカー側の利益は変わらない売り方をしているのです。あたかもメーカー側に責任はないかのように・・・


ホール側が釘を曲げることにより、一般入賞口への入賞を妨げているかのように報じられていますが、パチンコ業界関係者によると、まったくの逆だそうです。

パチンコ台はパチンコメーカーが開発し、保安通信協会(通称:保通協)に持ち込み検定を受けてホールに導入されます。検定の際、メーカーは釘を大きく開け、一般入賞口への入賞確率を上げて検定を通過させます。

導入されたホールが普通に釘を真っ直ぐにして営業すると、一般入賞口には入賞しません。その事実を知らないホールには責任はないのです。


今回の自主撤去に関して、ホールは被害者です。

とはいえ、風営法による許可営業のため、警察に楯突くことはできず、メーカーに反発すれば新台入れ替えができないことから、ホールは泣く泣く入れ替えをして解決を見るでしょう。

パチンコ業界の利権や力関係を如実に表したこの騒動。誰もお咎めなしというのは、如何なものか?


※画像は本記事とは一切関係ありません。

 

ガルエージェンシー広島駅前 代表・南田 孝好(0120-880-531)
司法書士事務所に10年勤務した後、「陰ながら人助けしたい」という思いから探偵を目指す。法律に携わった前職で培った幅広い視点と、依頼者の心を自然と開かせる癒し系の人柄が売りで、調査終了後のアフターフォローには定評がある。

タイトルとURLをコピーしました