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めちゃくちゃ怒られる


昨日、1人で京都の錦商店街を歩いている時でした。
鯛焼きに目の無い私は、あんバターを2つ買いました。店の人に
「1分以内で食べないとバターが溶けて大変なことになりますから。歩きながら食べてくださいね。」
と言われました。




確かに写真の通り、賞味期限1分と書かれています。
私は食べ歩きが苦手でしたが、何とか食らいつこうと袋を破って口に運ぼうとした瞬間でした。

食べながら歩いたらダメッ!

と、どこからかしわがれたおばあさんの大声が聞こえました。
私は突然の怒号にびっくりしました。もちろん口に運ぼうとした鯛焼きの手は止まりました。
なのに

食べながら歩いちゃダメッ!!

と1回目よりさらに大きな声で、続けて怒鳴られました。
私は子どもの頃、母に怒られたことはありますが、それ以外でこんなに怒られたことがありません。

 

恐怖

とはこういうことを言うのでしょう。私は怒声の主の顔を見ることも出来ないほど怖くなり、足早にその場から逃げました。
強面の大の大人が情けないと思われるでしょうが、予期せぬドッキリを喰らったとはこのことです。

しばらくして、立ち飲みの店がたくさんあることに気付きました。若者を中心に、狭い商店街でそこかしこで酒宴が…。そうか、私が怒られたのは彼らの振る舞いに怒っていた乾物屋か何かの女主人が、食べ歩きをしている輩を見つけては怒鳴っていたんだと気付きました。
ちょっと待ってよおばあさん、私は鯛焼き屋の女主人に勧められて…と言い訳をしに行こうかとも思いましたが、クレーマーのようなこともしたくないし、マスク警察署長みたいなおばあさんの怒りも少しは理解できるので、そのまま錦商店街を出ました。

心臓まだドキドキいわせながら。

 

 

BOZZ

 

 

 

 

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