あなたは、こんな怖ろしい体験をしたことがあるだろうか・・・。それは、春一番が吹き荒れ、草木がざわめくある夜のことだった。
ガル本部から電話があった。
会長、ヒデさん知ってます? ミュージシャンの。
知ってるよ、ヒデとロザンナだろ?
そうです。
『さらば愛の季節』が好きだったなぁ・・・
そのヒデさんから、会長の「怨霊調査報告書」にサインが欲しいと本部にメールがありました。
※完売しました
へーって、確か20年くらい前にヒデさんお亡くなりになってるぞ。
えっ!?本当ですか?じゃあ、誰かのイタズラですね。
縁起でもねえイタズラだなぁ。
でも、土曜日の夜に本部に伺いますって 約束までしたんですけど。
・・・・・分かった。きっと俺の本がヒデさんの霊を
あの世から呼んだんだろう。
丁重におもてなししろ。いいか、明るい部屋は避けろよ、霊は明るいとこ苦手だから。それと、赤外線カメラ回しとけ、写ったら大スクープだからな!
そして、問題の土曜日になった。私は手に十字架と数珠を持って暗い地下室で待機した。
本当にヒデさんの霊が来たらどうしよう・・・・・・。私は身も凍る恐怖と戦った。
そして、現れたのは・・・
L’Arc~en~ciel(ラルク・アン・シエル)の
hydeさんだった。
君の言うhideさんはこっち
↓
私のつたない著作と引き換えに、hydeさんの非売品プロモーションCD(サイン入り)をもらった。
怨霊調査報告書はオカルト本の中で一番好きだと言ってくれた。
しまった!…私はてっきり誰かのイタズラかと思って本に非常識なサインを書いてしまっていた。
呪われろ…と
それをすっかり忘れて、hydeさんにそのまま渡してしまった。
BOZZからのお願い
自分の著作なのにこの本持ってません。どなたか安くお譲りください。
Amazonで何故か新書が売っていた…11000円は高すぎて買えない。
稲川さんより怖いはずない笑