最近、神戸と仙台の支店が続けざまに強盗に襲われた。いずれも白昼の営業時間で、犯人は男性の単独犯。強奪金は３８万円（神戸）と５０万円（仙台）かなりせこい。
うち、スタッフが仙台のルポをした。
調べでは、男は白マスク姿で店の受付カウンターに無言で接近。女性従業員に催涙スプレーを吹き付けられたが、カウンター内に押し入り、隠し持っていた刃物を従業員に突き付けて金を要求した。横松君江店長（２４）が３０万円を渡すと、「もっと金を出せ」と脅し、さらに２０万円を奪ってそのまま逃げた。男は４０ないし５０歳代、身長約１７０センチのやせ形でまゆ毛が長かった。近所の人によると、事件直後、近くの駐車場にマスクをした男が走ってきて、止めてあった乗用車で立ち去った。軽ワゴン車も一緒に止まっており、乗用車に続いて走り去ったという。
また、神戸、仙台とも２０歳代の女性が支店長を勤める支店で、犯人の服装がフード付のコートならびにダウンジャケットを着ているという点まで類似しているという奇妙な事件である。
「中田バイパス支店」横松君江支店長（２４）度胸あるし、かわいいです。
「武富士」が襲われた強盗事件としては、青森県弘前市で平成１３年５月８日（火）午前１０時５０分頃に発生した、強盗放火殺人事件が記憶に新しいが、同警察関係者に依れば、武富士側としてはその事件を教訓に各支店で避難用扉を設置するなどの防衛対策もとっているとのこと。
以上でスタッフの報告は終わり。
私の視点。武富士に限らず、消費者金融は強盗が押し入りやすい。事務所は総じて袋小路のようなレイアウトのため、違うドアから新たな敵が、のような緊迫感もない。銀行と違って客の出入りも少ない。あと、事件後の捜査も手緩いんじゃないか、という思惑も働いている。武富士は特に女性が多い、が有名だし。きょうび、男より女性のほうが働くからね。
防ぎ方としては屈強な男子社員を配備することなんだろうけど、男は平気で横領するし。むずかしいなぁ。金を扱う商売は。警備会社も・・・ねぇ、ご存知の通りだから（笑）
しかし、強盗致傷って、捕まったら７，８年でしょう。なのに、３８万円とか、５０万円ってどういう意味だ！と犯人にとことん聞いてみたい気がする。どかちんで一ヶ月か二ヶ月じゃない。そんなに働くのがいやなのかな？それとも、すぐに入用なんだろうか。違うサラ金の支払いとかで。