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秩父鉱山に残されたままの廃村「小倉沢集落」



埼玉県秩父市中津川に存在する廃村「小倉沢集落」には現在も稼働している秩父鉱山(通称「日窒鉱山/ニッチツ鉱山」)があります。鉱物の種類が豊富で質も高いことから、国内外にも珍しい鉱山と言われています。昭和時代から日窒工業株式会社(現、株式会社ニッチツ)が秩父鉱山を経営し、最盛期は鉄をはじめ、金銀や亜鉛を採掘していました。現在は石灰石のみ産出しています。




採掘事業が栄えていた当時は、およそ2000人が暮らしていました。社宅・商店・小学校・工場は、79年の閉山とともに取壊されずそのまま残っているのです。それらは中津峡の斜面沿いの広い範囲に渡って点在しています。一部まだ使用している施設もあり、そこを廃墟と勘違いし侵入する人も多いようです。



現在、小倉沢集落の大部分が株式会社ニッチツの管理下にあります。
小倉沢集落を訪れる際は充分に注意し、関係各所に迷惑をかけないようにしましょう。県道や林道からでも廃墟の様子は見られます。マナーを守り、働いている方達のご迷惑にならないように!



撮影協力:ガルエージェンシー浦和

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