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行方不明者を探す占い師?

ある行方調査を受けたがかなり難航しており困っていた時だった。
もともと良くしてくれていた占い師がなくしたものを探すことができると言っていたのを思い出し、力を借りることにした。

確認したところ「北に向かっていたら死んでいる可能性が高い」とのこと。
この時、私はドキリとした。
調査では北に向かったことがわかっていたからである。私は「もっとわかることはないか」と占い師に聞くことにした。

色んな条件があるらしく時間がかかったが、ついに確かなことが判明した。占い師によると死んだ人間は自分の最後を跡をたどらせるらしい。なので各所をまわり私はその映像を占い師へ見せ、次の場所へ、ということを繰り返し続けた。

ついに最後の場所が見つかった。だがそこは深さが5メートル以上もある河口付近だった。
占い師曰く「浮かんでこないようにバックか何かに自分で石をつめて、橋から身を投げたぞ。」とのこと。
だが実際に探すというのは不可能に近い場所だった。警察に相談するも相手にされない。
そこで私は色んな仮設や証拠をもとに依頼者様へ報告することとなった。
依頼者様からは感謝はされたが自分の中では納得いかない結果となり心に残る事件となった。

それから1年後、当時の依頼者様から連絡が入った。
「実はあの場所で死体が見つかりました。」
私に衝撃が走った。よくよく話を伺ってみると、あの河口は何年かに一回雨が少ない時があるそうで、河口の水位が低くなっており、その場所で犬の散歩をしていた人が見つけ通報してくれたとのこと。

占い師がそこにいると言っていた場所と100メートルも離れていなかったのだ。



ガルエージェンシー愛知豊田 代表・兼子 季之(0120-293-007)
大手設備会社を経て設備会社、飲食店の経営者として手腕を振るう。その後、『番長』に憧れて探偵を目指すように。一瞬にして相手の気持ちを解きほぐす明るい人柄から、依頼者様には「友だち感覚で相談できる」と評されることが多い。

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