「人類最古の職業は売春である」の原典は、イギリスの作家ラドヤード・キプリングの1898年の短編小説『城壁のかなた』です。「ラランは世界最古の職業についている」という一節が初出とされています。

日本における売春防止法は売る行為と買う行為の双方を禁じていますが、売る側の客待ちや勧誘、あっせん行為を刑事罰の対象とする一方、買う側への罰則規定はありません。ただし、売る側が未成年だった場合には児童買春・児童ポルノ禁止法や児童福祉法の摘発対象となります。
2001年に発覚した東京高裁判事による児童買春事件では、判事が18歳未満の少女3名に現金を供与して児童買春を繰り返し、懲役2年、執行猶予5年の有罪判決が確定しました。(2001年8月 東京地裁)判事は、2001年11月28日に裁判官弾劾裁判所によって罷免されました。
アムステルダムの「飾り窓地区」で有名なオランダでは、2000年に成人(16歳以上)間の合意に基づく売春が完全に合法化されています。「売春婦も働く女性の一人」という考え方の広がりとともに、売春は公的に職業として認められており、売春婦は個人事業主として登録するか、従業員として働くことができ、組合に加入したり、失業手当が支給される場合もあります。

2025年11月、東京・湯島の個室マッサージ店で12歳だったタイ人少女が違法に働かされていた事件が発覚しました。あまりにも痛ましい事件でした。高市首相は同月の衆院予算委員会で、現行法制の見直しを検討するよう法相に指示しました。2026年2月10日、平口洋法相が「売買春にかかる規制の在り方」について有識者を集めた検討会を年度内にも開くことを発表。刑事法学者や法曹三者で構成し、「買う側」を処罰の対象に加えるかなどについて議論を進めるとみられます。
スウェーデンやフランスでは、売春をする側は処罰せず、売春を買う側のみを処罰する「北欧モデル」が導入されています。暴力や搾取は排除し、働く女性を守っています。高市総理の指示による検討会も女性を守る方向で進むものと期待されます。
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探偵船引
「タフでなければ生きていけない、やさしくなければ生きていく資格がない」。探偵フィリップ・マーロウを敬愛しています。
