前回記事の続き
2018年1月31日に突如閉館した犬吠埼マリンパークだが、施設内には経営者らによって給餌などを行っているものの、未だイルカのハニーやペンギンが残されている。
閉館以来、様々な団体や個人がイルカのハニーやペンギンを救おうと活動を行っていたが、犬吠埼マリンパークや行政などからの情報はほとんど無い状態だった。
しかしながら2019年4月中旬に動きがあり、有志の方々や動物保護団体などが犬吠埼マリンパーク側から入手した情報によると犬吠埼マリンパークは新しいオーナーに売却され2019年6月末に再建される予定であるとのことだった。
以下に署名活動を行っていた有志の方が犬吠埼マリンパーク側の弁護士から得た情報を許可を得た上で転載する。
噂されていた中国へ売る話は間違っていました。
交渉相手は日本企業でした。ですがオーナーは中国の方です。したがって中国系企業と、とらえても良いと思います。様々な相手と交渉決裂という話も間違っていました。
最初からこの企業とずっと交渉をしており、頭金あるいは着手金等を交渉相手は一年近く前に支払い、その後のケアも金銭的なサポートもしていました。しかし最終的な残金の払いが遅れ、今月まで時間が掛かったとのことです。 “
ただ、6月に入ってからも改築工事などの様子は見られず傍目からは犬吠埼マリンパークが新オーナーに変わり再開するという気配すら見られなかったため、登記情報などを確認した所、2019年3月には『犬吠埼マリンパーク株式会社』に新オーナーと思しき人物が役員として追加されていることが判明したが、それに関して新たな懸念が生じた。
新オーナーの所有する別法人の事業目的に「動植物の輸出入及び販売」という項目があることや、中国では現在マリンパーク(水族館)がブームであり1ヶ月に1箇所というハイペースでマリンパーク(水族館)が建設されているという点だ。
そのブームの影でシャチやイルカといった海洋生物が不明瞭な形で取引されており、1頭につき数億円という高額で取引されているケースや違法に捕獲されていることが多いという情報もある。
ただし、これはあくまでも推測に過ぎず犬吠埼マリンパークが現在の場所で環境を整えた上で再開する可能性もゼロでは無く、仮にイルカのハニーやペンギンが他の施設に移譲されることになったとしても、その施設が安全で快適な施設であれば何の問題も無いのだが…。
いずれにせよ犬吠埼マリンパークに関しては結論が出るまで注視する必要があるのではないだろうか。
ガルエージェンシー横浜駅前/ガルエージェンシー千葉駅前
代表・吉田 容之(0120-45-2244)
ガルグループの複数の拠点で調査責任者を長年務めた豊富な現場経験を生かし、浮気調査・人探し等はもちろん他社では不可能な特殊な事案も対応可能。また、心理カウンセラーとしての資格を持ちご依頼者様の心のケアも行っている。