（前回）セレブ女性の日常をサポートするバイトをするには、紹介料を支払わなければならないそうだ。という訳で女性のプロフィールが入っているという封筒を約３万円の代引きで支払う。
３万円って普通に生活費だよな…
そして封筒の中身がコレ。
紹介された女性のリスト（左下）、アプローチ用紙、約款等が入っている。
ちなみにこの日までに、「一ヶ月以内に交際成立したら２０万円進呈」やら「常夏の楽園へカップルのお二人をご招待」とか射幸心を煽りまくりなチラシが入った封筒が３通ほど届いた。
まあいいや、じゃあ早速セレブをデートに誘って稼ぐぞ！
・・・ってなんだこのピンクの紙は？
連絡代行手数料１万８千円？？聞いてねえ！
最初の電話でも、その後プロフィール送る時にかかってきた電話でも、一言も言ってなかった。というか割りと大事なことなんだから一番最初に言えよ。あと、どんだけ段取り踏ませる気だ。しかもプロフ代３万円含む諸々の支払いを済ませて、俺は既に破産寸前。
今月はセレブ女性からの援助が無い限り、もやしで生活するのが決定された瞬間だ。
こっから、どうやって１万８千円を絞り出せと？
こうなったら
ショックでコーヒーこぼした
ＰＳ３（と他）売ったわ
合計１万６千円ちょい。しかも微妙に足りない。ＦＦ５を１００時間と言えば俺の無念さが少しは伝わるだろうか。あまりに無念すぎて査定中、ちょっと涙目だったし、胃も痛かったし、体調も悪くなるし複雑だった。
人間って、成果の見えない不確実なものに大金払うと体調が悪くなるんだな。
更に生活費を削って２千円を絞り出し、アプローチ用紙や年齢確認書類のコピー、署名した約款（同意書）、そして１万８千円を同封した現金書留封筒を速達にて業者に郵送してやったぜ。
【本日のまとめ】
高級バイトを始める為にＰＳ３を売るはめになった。俺が予想しないステージへ突入。
つづく
猫拓 
＠あぶなくない探偵