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宅間守も林真須美も・・・知られざる大阪拘置所の裏事情!!

先日、大阪市内での調査中のこと。張り込み先へ向かっていると、ふと目に入った「?」な感じのお店。

さし入れ所放免屋

「さし入れ所」って何? 店名も「放免屋」・・・ふざけてるのか?

シャッターが閉まっているので何を売っているのかは不明だが、よく見ると、後ろに控える要塞のような建物は大阪拘置所だ。

大阪拘置所

大阪拘置所

拘置所は、起訴はされたものの、裁判所で刑が確定していない未決拘禁者(つまりまだ刑事被告人)を収容しているところ。

残念ながら? 探偵は拘置所への面会もお迎えも未経験なので、何かしら関連があるように思える「さし入れ所」が一体どのような店かもわからない・・・そこで、その道(どんな道?)の人に聞いてみた。


その道の人によると、拘置所は刑務所に比べて結構自由度が高いらしい。

面会も毎日できるくらい自由だが、さし入れに関してはかなり厳しく、面会時に直接持ち込んだものはほとんどが却下される。そのため、先ほどの「さし入れ屋」なるお店が存在するということだ。

面会する人はこの「さし入れ屋」で入所者の名前とさし入れ品を伝えて料金を払っておくと、自動的に入所者にものが届くとのこと。


なるほど、なるほど・・・こういうところの内部事情はなかなか外からはわからないので非常に興味深い。

ここ大阪拘置所は収容期間が長く、古株になると高所階に移り住むようになり、高所階の収容者は夏の大阪天神祭の花火大会を間近の特等席で見ることができるそうだ。

また、大阪拘置所は所内に死刑執行の刑場を持っている。2001年に大阪府池田市で起こった附属池田小・児童殺傷事件の実行犯・宅間守の死刑も執行された。あの和歌山毒物カレー事件の林真須美被告は、現在も死刑囚としてここにいる。

死刑反対論者ではないけれど・・・今日の空は晴れ渡っているのに、大阪拘置所の上はどんよりと曇って見えた。

 

ガルエージェンシー芦屋(0120-394-007)
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