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交際相手刺殺・懲役16年判決 菊池あずはに「苦しい思いをしろ」と怒号

交際中の男性を殺害したとして殺人の罪に問われた東京・銀座の元ホステスの菊池あずは被告(29)に対し東京地裁は4日、懲役16年の判決を下した。
検察側は計画的で残酷な犯行だと、懲役18年を求刑。一方弁護側は被告人の広汎性発達障害などの障害が犯行動機に影響を与えたとし減刑を主張していた。

裁判長は障害を刑を減じる理由にはならないと以下のように述べた。
――被告人はホステスとして働き、親友や相談相手、恋愛関係の被害者と同棲し、自分なりの人間関係を築き生活を送っていた。障害の程度は軽いものと考えるのが相当である。
被害者に「愛情は無く、あるのは情だけだ」と言われたことから犯行に及んだが、障害が無い場合でも起こりえないことではない。犯行をほのめかした知人に強くおしとどどめられていたにも関わらず殺害を選択。
動機は身勝手で短絡的な犯行。被害者には攻撃を受けるいわれは全く無く被害者本人の無念、理不尽な形で命を奪われた遺族の悲しみは深く被告人の責任は重い。
(最後、被告人に対し)あなたが行った行為はとりかえしのつかないこと。周囲にどんな悲しみをもたらしたか、心の底から理解する日がくることを願ってやみません。

判決内容は、目や色々とイっちゃってる被告にも分かるよう主文もゆっくり2回丁寧に読み上げられた。
菊池被告は、よだれこそ垂らしてはいないものの口をパカンと開け薄緑のタオルを片手に、赤く膨れた手を震わせながら座っていた。顔はしもぶくれのように白くてパンパン。初公判と全く同じような服装で、髪は洗っていないのかベッタリと油ぎって前髪はおでこにはり付いていた。美しいと話題になった被告のFacebookの写真と同一人物だと誰もが思わないだろう。


Facebookより

閉廷後、傍聴者が退席する中で男性の強烈な怒りに満ちた叫び声が響いた。
「苦しい思いをしろ!」(2度強調)
その後、警備員が囲みざわついて聞き取れなかったので、法廷にいたAV男優のしみけんさんや他の傍聴者に聞いた内容をまとめると
「この殺人女!苦しい思いをしろ!苦しい思いをしろ!いいんだよ。遺族の心情を考えたらお前ら当然だ」
というような声だったそうだ。

初公判で証言した第一発見者のKさんは、救急隊が駆け付けた時の様子をこう語っていた。菊池被告は「勇二さんにお水を飲ませなきゃ」と意味不明な行為をし、遺体を搬送しようとすると「私は勇二さんのお嫁さんなんだから連れてかないで」と殺害しておきながら泣き叫び暴れていたという。心配で毎日面会に行ったが、廃人寸前で精神的崩壊状態と述べていた。

罪は認めたが裁判の判決も遺族の言葉も被告の心に届いているとは、到底思えなかった。

 

 

土岐 

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