【判決】中野劇団員殺人事件 戸倉高広被告逮捕から今日で2年ついに…


事件発生から2年半!犯人逮捕からまもなく2年!
2月16日から5日間にわたって行われた裁判員裁判は、3月7日(水) 戸倉高広被告(39歳)に判決が言い渡された。当日の傍聴券配布場所には初公判時よりも多くの傍聴希望者が並び(約130名)、パソコンでの抽選が行われた。15時30分少し遅れ裁判が始まった。

戸倉被告(服装は同じ黒色スーツに黒縁メガネ)が証言席に呼ばれ判決が言い渡された。

罪名:住居侵入・殺人・強制わいせつ致死
判決:無期懲役


今回の裁判の争点になっていた「わいせつ目的」があったかどうかだが、侵入経緯からもわいせつな行為をしようとして騒がれ扇風機のコードで殺害後、全裸にして左乳房を舐めたことからしてわいせつ目的はあったと判断された。解離性人格障害と診断はされているが、石垣医師の精神鑑定の結果からも犯行前の幻聴は聞こえていない。犯行時の声は内心が聞こえたものと判断された。LINEのやり取りや102号室のA氏の証言などから被告の侵入時の経緯は疑わしい点がある。

たまたま通りかかった若い女性の家に侵入し通り魔的犯行。3分以上も首を絞めるなど強い殺意を持ち残酷で悪質性が高い。役者になる夢や希望も絶たれ25歳という若さで、あまりにも理不尽に人生を絶たれ無念は察するに余りある、と述べ15時55分に閉廷した。



ここで犯人検挙の決め手になったDNA。
(検挙までには加賀谷さんに関係した方々・隣接の住民など1000名から集めたDNA)
DNA採取と言ったら麺棒で口腔内壁の細胞を採取する方法が良く知られているが、

警視庁オリジナルDNAキット(当時)は…

*イメージ画

プラスチック製で1つずつ袋に入っており、先端が綿の様な物で口腔内壁を2~3回擦って折り畳み採取者の名前を記入したシールを張り袋に戻す形であった。

*一般的な麺棒式の物に比べるとコストが掛かってしまうが、取り間違えや紛失防止の為の警視庁オリジナルモデルである。

警察関係者の話によると、このような事件では刑事は2人1組で行動するので1組のノルマが約200名だと言う。1日に数十人の採集をしなければならないことからも仕方ないかな、とのこと。ちなみに私は、犬の散歩の途中に路上でサッとDNAを採取されたことがある。「検査結果は2週間ぐらいでDNAが一致したらご自宅に伺います。一致しなければ何の連絡もなくDNAのデータも保管されません」との事だった。

加賀谷 理沙さん(当時25歳)

平成27年7月23日プロフィール用に撮影

夢は…人を笑わせる役者
好きなタレント…さまぁ~ず・阿部サダヲ
尊敬するタレント…江頭2:50

夢半ばで…25歳という若さで…
残されたご親族・関係者の方々のご心情は計り知れないと思います。
少しでもこのような残虐な事件が起きないようにと願いながら、加賀谷さんのご冥福を心よりお祈りいたします。


ここで!
初公判及び第4回公判で証人尋問に応じていた、加賀谷さんの当時の交際相手であった宇津木泰蔵さん(34歳)より、これまでの経緯及び判決後の心境等をお聞きすることが出来ました!

詳しい内容を次回お知らせいたします!!



ガルエージェンシー東京中野 代表・柿沼 信之
1997年開業。前職は警視庁警察官。テレビ・ラジオのレギュラー、ドラマ制作協力など多数出演、著書に『親子でまなぶ子ども防犯ガイド』など。いじめ問題・悪質化するストーカー調査では知人弁護士・警察とタッグを組み多くの案件を解決する。