情報提供・ご意見ご感想などはこちらまで! 記事のご感想は一通一通ありがたく読ませて頂いております。

鬼滅の刃を観てきた

鬼滅の刃は2年前から読んでいて、アニメを娘に教えたのもこの私。当時から面白い漫画だと思っていたので、いつかブームは来ると確信していた。
映画も昨日観に行った。一週間で100億円突破するのは当たり前の出来栄え。







自宅にある鬼滅の刃モノ。娘ではなく私が購入している。今日のように記事の種になる日を信じて。
私が妖怪や心霊モノが好きでたまらないのは読者にバレているのであえて隠さないで言うと、この作者は第六感(霊感など)が強い。だから才能が人並外れている。
敵である鬼が本当は主人公。その視点で描けるから、斬新なんだと思う。
私は子どもの頃、桃太郎にやっつけられる鬼が可哀そうで仕方がなかった。彼らは彼らなりの生活があり、秩序がある。それをいきなり猿や犬を連れた武士が殴り込んできて破壊の限りを尽くし、せっかく貯めた財産をも没収する。人間のほうを「善」と決めつけた作風に違和感を感じていた。
鬼滅の刃は鬼側に圧倒的な歴史があり、考察がある。中途半端な漫画や小説が多い中、この作品は深い情景が分かる。子供に人気があるのはもちろん主人公たちの面白さもあるだろうが、世の中の不条理を感じている子供の葛藤を抉り取っているからだと思う。
ただ、作風上血が出過ぎなので家庭環境が劣悪で精神に傷を負っている子供が観ると心配だ。血を見たら到達点だと錯覚する(自分の正義とすり替える)薔薇聖斗のような人間も生まれるだろう。それは極僅かではあるが。

 



BOZZ

 

 

 

タイトルとURLをコピーしました