オタクと言えば、世間的には不健康なイメージがあるようだ。
健全とは逆の何らかの差別的な記号「ニート」という言葉も定着しつつある。ボク、宅八郎もそういった不健康イメージから逃れることはできない(いや、むしろそういうイメージ操作をしてきた面もある)。
その意味では宅八郎は……「病人」であろう。
実際、体調は悪いことが多い。病院にも通院しているし(これは精神科)、内科にかかっていたこともある。最近では新宿歌舞伎町でホストをやっているので、不健康な生活リズムに拍車がかかっている。心配だ。
「健全な精神は健全な身体に宿る」という言葉がある。これは逆にボクには「不健全な精神は不健全な肉体に宿る」とも思える……。えっ、ヤバイじゃん! こんなボクが健康になれるのか。今回から挑戦してみることにする。
まずは自分がどう不健康なのか、調べることにした。
行ってみたのは元首相が入院後死亡した順天堂大学病院。白い巨塔への挑戦だっ。そこで検査を受けてみた。また、一人の医師の判断だけに頼るのではなく、セカンドオピニオンとして東京女子医大病院でも検査を実施した。さらに胃カメラも飲んでみた。
さて……。結果は見事に病人として認定されてしまった。
ボクの不健康さを伝えたい。
どうかな、どこか病んでいる感じが伝わっただろうか。
医師からは胃潰瘍、十二指腸潰瘍、アルコールによる肝機能障害の診断を下され、さらに尿酸値の高さなどを指摘された。結果、お薬をたくさん処方された。
一応胃カメラの画像を提示するので、意味が理解できる人は察してください(何か霊が見える人という意味ではありません)。
診断書は素人にも分かりやすいので皆さん見てください。
次回からはこんなボクが健康に挑む! 何か分かんないけど、病(やまい)をやっつけるぞー!
(つづく)
宅 八郎