コロナ禍で今や生活必需品となったマスク。これまでは不織布が定番でしたが、転売や買い占めによって一時期は品薄状態になりました。その代用として人気を集めたのが、洗ってくり返し使える布マスクと通気性が高く息がしやすいウレタンマスクです。
しかし、飛散防止効果が高いのは不織布マスクであることが理化学研究所の実験で明らかになりました。感染リスクを減らすために多くの患者が集まる病院でも不織布マスクの着用を呼び掛けているところがほとんどです。どんなにメガネが曇ろうと、できるだけ不織布を選んだほうが良さそうですね~。というわけで今回は、メガネ派もほぼストレスフリーで使える不織布マスク@箱売りを比較してみました!
用意したのはホームセンター通販で購入できる2社の商品。左からカインズの「もっとめがねが曇りにくいマスク」とDCMホールディングスの「メガネが曇りにくいマスク」です。
■もっとめがねが曇りにくいマスク(カインズ)
【特徴】PFE(微粒子捕集効果)99%、BFE(最近捕集効率)99%の高密度フィルター採用。フィルターに通気性の良い「東レトレミクロン」を使用。個包装。中国製。
【枚数】30枚
【価格】980円(税込)/1枚あたり32.6円
【サイズ】縦90×横175mm
やわらかめの不織布で出来ていて着用時のシルエットがきれいです。ノーズクッションは薄いのですが、ノーズワイヤーは硬めでしっかり鼻にフィット。完全にガードされている感があります。口元のワイヤーも硬く端までついていないので、マスクをしながら寝ると先端が頬に突き刺さることもあるのでご注意を。メガネは多少曇りますが、一般的な不織布マスクよりは断然良いと感じました。
■メガネが曇りにくいマスク(DCM)
【特徴】PFE(微粒子捕集効果)99%、BFE(最近捕集効率)99%の高密度フィルター採用。耳が痛くなりにくいソフト編み平ゴム。中国製。※販売ページはこちら
【枚数】40枚
【価格】1,108円(税込)/1枚あたり27.7円
【サイズ】縦95mm×横165mm
全体的にしっかりしたつくりの不織布マスク。ノーズクッションは厚みがあり、中のノーズワイヤーはやわらかめです。口元のワイヤーもやわらかく端から端まで入っています。締め付けもさほど無いのでマスクに息苦しさを感じる人には良いかもしれません。メガネは多少曇りますが、カインズ製品よりも気にならず息がしやすかったです。
【総評】
付け心地やメガネの曇り具合にほとんど差はありませんでしたが、スタッフ間で人気があったのは「メガネが曇りにくいマスク(DCM)」でした。どちらも一般的な不織布マスクよりメガネが曇りにくいので、普段使いはコスパの良いDCM、持ち歩き用には個包装のカインズが衛生的で良いかもしれません。また、ノーズクッションが鼻と頬の隙間にしっかりフィットするのでメガネをかけていない方にもおすすめです。
アンジェラ
身近な疑問、比較検証してます(^ω^)
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