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立憲民主党の副幹事長、路上での政治活動に「不正行為」の疑い

立憲民主党の副幹事長・鈴木ようすけ(庸介)氏による路上での政治活動に疑問点があるので調べてほしいという依頼が、読者から寄せられた。2022年10月13日の出来事だ。

場所は、東京都豊島区のJR及び東京メトロ南北線駒込駅に隣接する公道。19時頃に通りかかると、タクシー乗り場の前に鈴木氏の顔写真や氏名が印刷された立て看板3枚、のぼり旗1本を発見。地下鉄の入口横にも看板が3枚設置されていた。翌日には撤去されていたという。

 

 

 

 

目撃時、街頭演説は行われていなく、鈴木氏の姿も見当たらなかった。看板等の内容、そして路上に設置したままとすることは不正行為に該当するのではないかと、情報提供者は考えた。根拠は、東京都選挙管理委員会事務局HPの内容だ。概略を以下に記す。

選挙以外の平常時の政治活動では、現職も候補者も、顔写真や氏名が含まれる看板やのぼり旗は、当人または事務所ごとに2点までで、選挙管理委員会の証票の貼付も必要。ベニヤ板等で裏打ちされたポスターの使用は不可。街頭演説でも、氏名等を含む看板やのぼり旗を掲示してはならない。

 

 

鈴木氏の事務所に本件を尋ねた。当日の早い時間帯に、駒込駅付近の路上で演説を行ったという。終了後も立て看板等を置いていたが、風で倒れると危険なので、スタッフが周囲で見守っていたそうだ。こうした宣伝は他の議員も行っているはずであり、ポピュラーな手法だと、担当者は説明した。

一方、当該地域を管轄する豊島区の選挙管理委員会事務局は、上記の事務所の見解に疑問を呈した。今回の設置内容や、それらを演説後も路上に置き続けたことは、問題がありそうだという。政治活動の許可は警察に関わる事柄でもあり、警察と連携して本件の調査と対応を行うとのことだ。

もし路上に看板等を置き続けることを無条件に認めると、政治団体の設置物で溢れる結果になりかねない。政治活動にも節度が必要だ。

 

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