数寄屋橋、スクランブル交差点を白バイがぐるりと囲う。
横断できずにあふれかえる通行人の隙間からのぞくと車道に飛び散るバイクのパーツ、
横たわり救護処置を受ける男が見えた。
12月3日(日曜日)午後2時、タクシーとUberバイクの衝突事故に遭遇した。
新橋方向へ直進するタクシーの横っ腹にクロスする形で日比谷方向へと急ぐバイクが高速度で正面ダイブ。
横転したバイクの後ろにはおなじみ、黒ランドセルに緑字Uberの文字が。
都内に生活する者であればUber車両の走り方にぎょっとした瞬間はきっとあるだろう。
Uber車両の多くはスマホをカーナビ代わりに使用し、ハンドルに固定する。
専業の配達業者ではない配送者のスマホには、プライベートな連絡を含む中、歩合報酬の割を良くする為に道を急ぐ。
今回幸いにも事故翌日時点での警察発表で死亡者はないが、衝突の相手の条件が少し違えばより凄惨な結果となっていた事も考えられる。
2021年4月に「ウーバーイーツ」配達員が高齢男性を死亡させた事故では、自転車事故では異例といえる業務上過失致死罪が適用されたことも記憶に新しい。
効率的な配送を促す報酬加算システムが事故の一因になっているとの指摘もある。
自動車運転免許を持っている人間なら周知のとおりだが、自転車も「車両の1つ」である。
ガルエージェンシー赤坂
代表 池田直隆 (0120-720-786)
探偵歴23年、ガルエージェンシーの屋台骨。顧客満足度120%を信条とし依頼成功率は業界トップクラス。ガル探偵学校新宿校の校長も兼任。