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ゴールデンカムイの考察

皆さんこの映画はもうご覧になったでしょうか?まだ観てない人の為、詳細は控えますが面白かったです。漫画原作を大人買いしてハマった私は十分楽しめました。漫画原作ファンが1番危惧しているのは漫画のイメージを崩される事なんですよね。「ええー!ちょっと違う!」ってよくあるじゃないですか?でもその心配をよそに漫画に対するリスペクトなるモノを感じました。映画監督並びスタッフの心意気を感じた次第です。この漫画は個性的なキャラが多いんですよね。

主人公の「不死身」と呼ばれた男・杉元佐一(山崎賢斗)キレると危ないキャラですが命を穿つ孤高の狙撃手・尾形百之助(眞栄田郷敦)コレも危ないキャラですが最大の敵・反逆の情報将校・鶴見中尉(玉木宏)コレもまた危ないキャラで・・って!

頭イカれたキャラばっかしやんけ!

でもコレがこの漫画の最大の魅力なのかも知れませんね。危ないキャラ同士のバチバチの戦いでの駆け引きや心理戦・血で血を洗う葛藤。凄い面白いです。
で!危ないキャラばっかしの中の紅一点・・

アシㇼパ役の山田杏奈が好演してました。実写映画が決まった際に噂されてた橋本環奈ではなかったですね。スケジュールが合わなかったのかも知れませんが演技を見ていて思ったのは山田杏奈の

「あの人には負けないわよ!」

みたいな気概なるモノを感じました。私の勝手な推測ですが(笑)

この漫画の主軸「アイヌ民族・アイヌ文化」学校で少しくらしか習った記憶なくて
昔、北海道にアイヌ民族という人たちがいたくらいしか覚えてませんでした。

でもこの漫画を読むと十分理解できましたね。どこかの議員に公金チューチューとか揶揄されてましたが。この世の全てのモノは天から与えられたモノ。

神が宿り感謝の心を持ち自然を愛し自然と共に生きる。そして自然と共に死んで逝く。。作者の野田サトル氏はアイヌ関連の本を読み漁ったり色々取材したみたいです。またこの漫画はある意味でグルメ漫画なんですよね。あまり知られてない薬味の行者ニンニクを使ったり

リスを食べる描写があったり・・・

ええーこんな可愛い動物を食べるの?脳みそが美味しいそうです。
そしてこの漫画・アイヌ文化の最大のテーマ

カント オロウ ヤク サク ノ アランケプ シネフ カ イサム

ゲームのドラクエⅡの呪文みたいですが訳すと

「天から役目なしに降ろされたモノはひとつもない」

イイ言葉ですね。みんな何かしらの使命を背負っているかも知れません。
でも逆に言えば与えられた役を終えたらこの世から退場しなければいけないとも思います。2月に逝去した私の父のように。。
映画の続編あるみたいです。今から楽しみです。

 

探偵ネロ 漫画・アニメ・映画・都市伝説大好きオタク探偵

 

 

 

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