ニーハオ!ご無沙汰してます。
実は、今日本に帰国していているので、厳密に言うと上海諜報部員ではないんですが、まだネタがあるのでもう少しお付き合いください。
昨今、また中国でPM2.5が騒がれだし、テレビでは空の曇った映像が映し出されているのでご存知だと思います。
前も同じような事があって報道されてたけど
でも、実際どうなん?
そんな疑問にお答えします。
手っ取り早くは、写真を見れば一目瞭然。
PM2.5が無い時~
ある時~
もう比較対象として同じ場所で撮影したのに、何がなんだか解らない。
「たんに曇ってたんじゃね?」
「霧とか?」
そう思われてもしょうがないですが、うっすら映る太陽。
これが毎日続くと流石に曇りだとか霧だとか思う人はいません。
この画面は、中国では毎日のようにみんながチェックするスマホの空気汚染指数を調べるアプリ。
日本では100を超えると外出禁止になるような数値。
それが584ですよ。(上海の中心地、徐家匯地区)
このグラフの最大値を振り切ってるし(笑)
北京や天津、瀋陽のほうでは、1000を超えたとか。
もうスカウターを見て愕然としたフリーザ様の戦闘力に匹敵する衝撃。
お馴染みの上海タワーなど、高層ビルの立ち並ぶ浦東地区。
最近、続々と日本に帰国する人、冷え込みつつある中国経済の影響なのか事業縮小を行う日系企業も増えてきました。
空気だけでなく、経済まで曇ってしまわないで欲しい。
元・上海諜報部員@X