先日、中央大学の食堂で撮影した画像がTwitterに出回り、騒動に発展した。本件に関して、その後の状況を調べてほしいという依頼が読者から寄せられた。騒動の発端になったのは、2016年5月30日のツイートである。「学食でなぜかいきなり髪染めだして上裸でうろつき、挙げ句の果てにごみそのままで帰る奴」がいたというのだ。
当該の行為に及ぶ学生らを盗撮した画像も公開された。このツイートを行った人物(以下、「A」と記載)は、放置されていたゴミを片づけたと報告している。これらの内容が話題になると、画像に写っている学生らの行動は、あまりにも非常識であるとのことで、非難の声が続出。ネット上では、彼らの素性を特定する動きも見られた。
一方で、Aの以前のツイートから、彼の氏名、出身校や所属学部を特定して晒す人物(以下、「B」と記載)が現れた。食堂での問題行為に関わったとされる学生も、Aに向けて「お前殺すぞ」とツイートした。その後、今度はBの素性が暴かれる事態に発展。やはり過去のツイートに、漢字表記の氏名や、中央大学の学生であることが書かれていたのである。
現時点までに、本件に関与した学生たちのアカウントの多くは、非公開設定になっている。だが、彼らの氏名や所属等に関する情報が、事実に反する内容も含めて拡散されている。中央大学の学生課に尋ねたところ、外部から情報が寄せられて、このたびの騒動を知ったという。AやBのツイート、そして食堂での一連の行為に関わった学生たちの氏名や所属学部も、確認済みであるとのこと。現在、学内で調査が進められているそうだ。
今回の騒動は、非常識な行為の是非はともかく、学生たちのネットリテラシーが致命的なまでに低いことを、図らずも露呈してしまった。
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高橋