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さらに過激化する「マスク警察」、その言い分を聞いてみた

厚生労働省が、マスクの着用に関する新たな方針を発表した。これに伴い、マスクを着用しなければならない場面はある程度減りそうだ。

 

 

一方で気になるのが、「マスク警察」と呼ばれる行為。コロナの感染拡大以来、マスクの着用が必要とされる場所での着用を拒む人を監視したり、晒したりする行為が後を絶たなかった。そうした行為は現在も続いており、さらに過激化している。

このたび当サイトでは、読者から寄せられた情報に基づいて、SNSにて「マスク警察」行為に及ぶ男性への接触に成功。この男性は、日常生活の様々な出来事を中心に取り上げているが、それらの内容に混じって、マスクを着用しない人々を定期的に晒している。

例えば、店内でマスクを着用せずにレジを利用する人物を接写。レジには客にマスク着用を求める貼り紙も確認できる。その意味で、この客は確かに店の利用ルールには反している。電車内での盗撮も多い。「鼻出しマスク」状態でくしゃみをしたという人物や、マスクを顎にかけて正しく着用せずに咳き込んでいたという人物、マスクを着用するように注意して口論になった相手などを晒した。

 

 

 

 

当該の男性に、一連の盗撮行為について尋ねた。届いた回答によると、問題行為の抑止効果を期待してのことであるという。監視されていることや、マスクを着けていないと晒され得るということを当人たちが自覚できれば、行動を改めるきっかけになると、男性は主張する。

しかし、盗撮された人物が、自身が晒されたことに気づくとは限らないのではないか。また、そもそも盗撮自体が問題と言えないか。このように再度質問すると、「これ以上答えるつもりはありません」という短い返信が届いた。その後、男性のアカウントは非公開設定になり、やがて削除された。

男性の回答内容は、盗撮や晒しを正当化できていないように思える。読者の皆さんは、どのように考えるだろうか。

 

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