北海道札幌市で事業を展開する居酒屋が、店の公式Facebookにて不衛生行為を自慢していたことが、読者からの情報で発覚した。これまでも、飲食店の店員が個人のTwitterにて不衛生行為を公開するという騒動は多発してきた。だが、店の公式ページにそのような内容が何点も掲載されていたという事例は珍しい。
しかも、不衛生行為を撮影した画像が、昨年から継続的に公開されていたのである。最近の例では、2016年6月に、店員が食材の貝を鼻の穴に突っ込んでいる様子を撮影した画像を披露。開いた貝を手に持って身に口を近づけたり、閉じている貝に指を差し込んだりするなどの行為にも及び、それらの場面を写した画像もある。
今年2月には、調理スタッフが厨房で殻つきのカニを口にくわえて撮影し、その画像を公開。2015年にも、食材が顔に密着する至近距離にまで近づけて、厨房で撮影するなどしていた。また、厨房で着用している白衣や作業着のまま、店員たちが店の前で地面にあぐらをかいて座り、記念撮影した画像もあった。
本件を当サイトに知らせてくれた人物曰く、客に提供する食材を使った不衛生行為を店が堂々と公開していることに驚いたそうだ。それに加え、衛生面での配慮が求められるはずの接客や調理のスタッフたちが、作業着や白衣を着たまま平気で地面に座るという感覚に、唖然としたという。
当サイトでは、札幌市保健福祉局保健所に連絡を取った。担当者によると、本件については全く知らなかったという。そこで、発覚に至る経緯と概要、問題視されている点などを中心に説明した。すると、一連の内容に関しては店への業務改善指導を行うと、担当者は述べた。
当サイトからの情報に基づいて、詳細を確認した上で対応するとのことだった。
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※モザイク加工は当サイトによるもの
高橋 