昆虫や両生類を残酷な手段で殺し、その画像をTwitter等に大量に公開してきた「川俣軍之助」と名乗る男性がいる。
動物愛護管理法や鳥獣保護法の対象ではない生物を選んで虐殺行為を繰り返してきたため、違法性を問いがたい状況が続いてきた。また、YouTubeでは障害者を揶揄する動画を配信するなどしていた。この人物は先日、Twitterのアカウントが強制的に停止されて話題になった。だが、早くも新たなアカウントを作成して「復活」を宣言。
このたび、川俣の勤務先が特定されたとのことで注目を集めた。特定したのは「怪魚ハンター(仮)」と名乗る人物だ。当サイトが同氏に特定の経緯を尋ねたところ、川俣の過去のツイートにあった画像の背景に、勤務先と思われるプールの名称が写っていたという。そのプールがある施設の事務所に電話をかけ、担当者に事情を伝えたというのだ。
これらの情報が出回ると川俣は、主な勤務先は動画制作会社であり、その依頼でプールの監視員の仕事に潜入したと主張した。当サイトでは7月3日の昼、川俣の勤務先とされる福島県の郡山カルチャーパークの公園振興事務所に連絡を取った。応対した職員によると、少なくとも自身や周辺の職員らは一連の騒動を把握していなかったという。
そこで、本件の概要を説明し、川俣の過去の問題も含めて関連情報を提供した。プールの監視員の業務は委託会社が担当しているので、そちらに確認するとのことだった。同日の夕方、事務所に再度連絡を取った。すると、川俣の本名とされる氏名の人物が監視員として実際に勤務していたことが判明したという。
対応は委託会社に一任したとのことで、処分等について職員は明言を避けた。同日の夜、「怪魚ハンター(仮)」氏が公開したやりとりを見ると、川俣は勤務先を解雇された模様だ。
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