千葉県で発生した連続通り魔事件で、殺人未遂の疑いで逮捕された大野駿容疑者。自称・埼玉県ふじみ野市在住、２１歳の無職で重度の知的障害があると報じられた。その大野容疑者が過去にニコニコ生放送に出演していたとの情報が、読者から寄せられた。
「エセアカ」と名乗る男性が、昨年４月に東京都台東区の上野近辺で行った配信に、容疑者らしき人物が登場したというのだ。そのことがネット上で指摘されて、情報が拡散された。容疑者逮捕を報じた番組のキャプチャー画像と比較した検証画像も、出回っている。
それを見ると、目や口元など特徴のある部分が酷似している。さらに、左頬にホクロがあるという点も一致した。上野での配信時、エセアカは容疑者と初対面だったという。会話の中で容疑者は、自身は２４歳であり、埼玉県の障害者施設で清掃の仕事をしていると述べた。施設の名称や、その代表者名も明かしている。
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当該の配信が行われた日の早朝に、ＪＲ御徒町駅近辺で火災が発生した。駅のホームにも煙が立ち込め、電車が運転見合わせとなった。配信の過程で火災の話題になり、「何か知ってるの？」、「犯人はまだ捕まってないらしい」などとエセアカに言われるたびに、容疑者は挙動不審になった。
容疑者曰く、火災の現場に居合わせたというのだが、「あれって、放火じゃないと思うんですね」と発言する場面もあった。そうした発言の前後で、しゃべり方もたどたどしくなった。消防車が来る前は何をしていたのかと問われると、容疑者は慌てて「見てただけ」と答えた。配信を見た人々は、彼が放火に関与したのではないかと疑い、騒然となった。
８月２９日、当サイトでは、通り魔事件の捜査を担当する千葉県警に連絡を取った。ニコ生の件は、把握していなかった模様だ。関連情報を提供したところ、これから詳細を調べるとのことだった。
高橋 