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郵便局員、気に入らない配達先を大量に晒し上げる暴挙発覚!内部資料も公開

問題の概要

2019年7月、日本郵便は内部向けの文書や資料等をSNSに公開することを禁じるという通達を出したと報じられた。その矢先、郵便局員の男性がTwitterに物騒な画像を大量に掲載しているとの情報が当サイトに寄せられた。今回の通達で公開を禁じられた内容も、少なからず含まれているというのだ。

当該の男性は、配達を担当している。配達業務の過程で、郵便受けが小さすぎる、壊れているなどの理由で郵便物を入れられないことが多いそうだ。そうした事態が発生するたびに、郵便受け及び周辺の様子を撮影し、Twitterで晒し上げるという行為を繰り返していた。配達時に飼い犬に噛みつかれた時には、その家の外観も晒した。

 

 

当サイトにて画像全体にモザイク加工を追加。

 

郵便受けが小さすぎたり満杯だったりして、ゆうパックが入らないという問題が頻繁に発生する配達先には、不在連絡票に「若干嫌味っぽく」メッセージを書くと自慢。配達方法に関してトラブルになった法律事務所とは「徹底抗戦の構え」であると宣言して、事務所名が書かれた郵便受けを写した画像の一部にボカシ加工を施して晒した。

自身や同僚の有給休暇取得状況一覧が課長席に置かれているのを発見して、それを撮影した画像を公開したこともある。昨年11月末には、累積超過勤務時間数が250時間に達するとのことで、それが表示された画面を写した画像を掲載。今年3月末には始末書を作成中の画面を撮影した画像を公開して、「こんなマヌケなのは初めて」と書いた。

 

(画像をクリックで拡大)

 

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正体の特定へ

その他、職場の環境や慣習、同僚及び上司への不平不満、配達時に経験したという各種の不快な体験等も、画像付きで大量にツイートしていた。配達業務中に見かけた野良猫の写真を撮ることが趣味だそうで、それらの画像を披露したこともあった。一方、業務中に撮影した各種の画像の背景には、場所の特定の手がかりとなるものも写っていた。

男性は、日本郵便の正社員であるという。当サイトが過去のツイート及び画像を調べた結果、普段から利用している店の商品を撮影した画像、自宅へ配達に来る郵便局に関する情報などが見つかった。それらに基づいて、地域を特定することに成功。また、男性の誕生日をはじめとして、個人の特定につながる情報も確認できた。

当サイトでは、日本郵便株式会社に連絡を取った。本件に関しては、その時点までに把握していなかったそうだ。詳細を尋ねられたので、発覚に至る経緯、ツイート内容や各種の画像に関して指摘されている主な問題点などを説明した。その上で、当サイトにて確認できた、男性の正体の特定につながる情報を提供した。

 

日本郵便株式会社が入る建物。

 

日本郵便の担当者によると、業務内容に関わる情報や画像のSNSへの公開は、一切認めていないという。また、業務の過程で、配達先やその郵便受け等を撮影する行為も厳禁であるとのこと。当サイトからの情報に基づいて、実態を調査するという。なお、調査の妨げにならないように、情報提供から一定の時間を置いて本記事を配信した。

 

高橋 

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